●優勝・岩戸 亮介(Team髙武 RSC)
「昨日と違っていい天気になり、路面温度も高くなると聞いて臨んだので、厳しいレースになると思っていました。でもスタートを決めて逃げられればなと思ったのですが、うまくペースを上げられず集中力も保てなかったので、集団になってからは落ち着いて戦いました。後ろとの差は把握してなかったのですが、サインボードで差が詰まっていることを確認してからは、無理に逃げずに混戦に持ち込むことにしました。ここは地元で、今まで一度も表彰台に立てていなかったので、一度は表彰台に立ちたいと思っていました。ウイニングランではコースサイドにも知り合いがいっぱいいて、みんなが喜んでくれてうれしかったです」
●2位・名越 哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.)
「昨日と替わってドライになり、オートポリスをJ-GP2のドライで走るのは初めてでした。テストもドライでは走れなかったのですが、チームの協力でセッティングを見つけることができました。レース序盤はついていくのでいっぱいで、冷静になってライバルに引っ張ってもらう形を取りました。レース中も走り方などを吸収し、最後は同じくらいのペースで走れたし、自分の方がアドバンテージもあったのですが、そんなに甘くないなと改めて感じました。自分でやるべきことはやったので、自分の実力がここだったっていうのは納得しています。悔しいですが、残り2戦につながるレースになったと思います」
●3位・作本 輝介(Team髙武 RSC)
「トップに立ってから自分のペースを上げることができず、リズムが崩れてしまいました。集団から抜け出したかったのですが、こういう形で終わってしまい悔しいです。グリッド後方からポジションを上げていくときにタイヤを使ったので、苦しい状況でした。自分で調整してペースを上げられればよかったのですが、じりじりと落ちてしまったのにはがっかりです。最後はインを閉め切れずに開けてしまいました」