MotoGP第10戦チェコGP Moto3 1日目フリー走行
2018/08/04
真崎 一輝がフリー走行2回目でトップタイム
初日総合トップはエッテル
MotoGP第10戦チェコGP、Moto3クラスは、チェコのブルノサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、フィリップ・エッテル(KTM)が2分09秒194で初日総合トップに立った。
Moto3クラスのフリー走行1日目は午前中1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。1回目のセッションで、ポイントリーダーのホルヘ・マルティン(ホンダ)が10コーナーで転倒、左手首を骨折し、今レースを欠場することになった。マルティンはスペインに戻り、バルセロナ市内の病院で手術を受ける見込み。来週のオーストリアGPでの復帰をめざすことになるが、2週連続のインターバルのない中での負傷により、チャンピオン争いにも大きな影響を及ぼしそうだ。
1回目にトップタイムを記録したエッテルは、2回目は自己ベストを更新することができず、セッション10番手に止まったが、1回目に記録したタイムが初日の総合ベストとなり、総合トップで初日を終えた。
そして、2回目のセッションで2分09秒288のトップタイムを記録した真崎 一輝(KTM)が総合2番手につけた。真崎は1回目のセッションを18番手で終えると、2回目のセッションの残り5分を切ったところでファステストラップを更新してトップに立ち、そのままセッショントップとなった。今シーズンよりレギュラー参戦を開始した真崎にとって初のセッショントップタイム。初日総合ではエッテルのタイムにわずかに及ばず2番手となったが、予選、決勝での活躍に期待が高まる。
総合3番手に2分09秒331でアロン・カネト(ホンダ)、総合4番手に2分09秒344でニッコロ・ブレーガ(KTM)、総合5番手に2分09秒383でロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)、総合6番手に2分09秒510でファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、総合7番手に2分09秒520でアダム・ノロディン(ホンダ)の順で続き、マルティンはフリー走行2回目を欠場したが、1回目の転倒前に記録した2分09秒533で総合8番手となった。総合9番手に2分09秒580でガブリエル・ロドリゴ(KTM)、総合10番手に2分09秒614でジョン・マクフィー(KTM)の順で続いた。
鳥羽 海渡(ホンダ)は1回目7番手、2回目8番手、2回目に記録した2分09秒795で総合11番手。鈴木 竜生(ホンダ)は1回目17番手、2回目15番手、2回目に記録した2分10秒044で総合17番手。佐々木 歩夢(ホンダ)は1回目16番手、2回目22番手、2回目に記録した2分10秒461で総合23番手で初日を終えた。
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