photo/Honda
レプソル・ホンダは2月1日にインドネシアのバリ島で2015年のチーム体制発表会を行なった。発表会の場所にインドネシアが選ばれたのは、レプソル・ホンダが支援を受けるアストラ・ホンダの拠点がインドネシアにあることがその理由だ。
発表会には2月4日から始まるセパンオフィシャルテストを控えたマルク・マルケス、ダニ・ペドロサの二人のライダーと、HRC取締副社長の中本修平氏とチーム代表のリビオ・スッポ氏が参加。2015年型RC213Vを公開され、発表されたマシンのカラーリングは、アンダーカウル部とアッパーカウル部左右、フロントフェンダーにレッドブルのロゴが大きく加わっている。これは昨年7月にHRCとオーストリアのエナジードリンク、レッドブルが提携を強化することを発表しており、その合意に基づいて加えられた新しいグラフィックだ。
「長く忙しかったウインターブレイクだった。シーズンのスタートがとても楽しみ。美しい景色のインドネシアでニューマシンを発表できたことがうれしい。初めてバリ島を訪れファンのみんなに会い、MotoGPの情熱を感じられたのは最高だ。明日、マレーシアに行く。セパンでの2度のテストに向けた準備のために、この1カ月は懸命にトレーニングを積んだ。チームのみんなと一緒に、バレンシアのテストの後でニューマシンがどう機能するのか確かめたい」とマルケス。
「バリ島でのチームの発表会はいつもとは違い、本当にナイスだった。インドネシアのファンの情熱には驚かされる。休養とトレーニングの時間があったよいシーズオフを過ごした。セパンでのテストに向けて、準備ができている。チベーションも高い」とペドロサ。