photo/Honda
マレーシアのセパンサーキットで行なわれていたプライベートテストは三日間の日程を終了。HRCテストライダーのケーシー・ストーナーは、MotoGPマシンRC213Vの電子制御やサスペンションのセッティングを試した上で、ホンダが鈴鹿8耐に向けて準備してるCBR1000RRでも走行を行なった。
「全体的にいいテストとなり、とてもポジティブでたくさんの仕事に取り組むことができた。初日はベースのセットアップと細かいことを試し、2日目はシャーシを比較することに多くの時間を費やした。ブレンボが投入した新しいアルミニウム製のブレーキキャリパーやホンダの幾つかのテストアイテムを雨が降る前に試すことができた。最終日は前日のフィーリングを確認して、電子制御とサスペンションを試した。最終日にはCBR1000RRを走らせたが、このタイプのバイクには一度も乗ったことがなく、ライディングポジション、エンジンパワー、重量特性など少し難しく、慣れる必要があった。数度のコースインを経て理解することができ、フィードバックすることができた。全体的にはすごく楽しむことができたテストだった」と、ストーナーは三日間のテストを振り返った。