MotoGP第17戦マレーシアGP Moto3決勝
2017/10/30
MotoGP第17戦マレーシアGP、Moto3クラスは、マレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ホアン・ミル(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温34度、路面温度49度のドライコンディションで争われた。好スタートを切ったホルヘ・マルティン(ホンダ)が1周目を終えて2番手以下に1秒以上のリードを取り、レース序盤をリード。ミルが2番手争いの先頭でマルティンを追う。
ミルは7周目に単独2番手に浮上すると、マルティンとの差を縮め始め、9周目の5コーナーでトップに浮上。トップ争いはミルとマルティンのバトルとなるが、11周目にはエネア・バスティアニーニ(ホンダ)がトップを争う二人に追いつき、12周目の1コーナーでバスティアニーニがトップに浮上。トップ争いは3台のバトルとなる。
しかし、レース終盤の16周目の1コーナーでトップに立ったミルはペースアップ。セクター1で自己ベストを記録してマルティンとバスティアニーニとのリードをコンマ5秒に広げると、そのまま単独トップをキープして、今シーズン10勝目となるチェッカーを受けた。シーズン10勝目は小排気量(125/Moto3)クラスでは、2010年のマルク・マルケス(125クラス)に並ぶ記録。1997年にバレンティーノ・ロッシ(125クラス)が記録したシーズン11勝に最終戦バレンシアで挑戦することになる。
2位争いは最終ラップの最終コーナーまでマルティンとバスティアニーニが競り合い、マルティンが2位入賞。バスティアニーニが3位表彰台を獲得した。
4位にリビオ・ロイ(ホンダ)、5位にジョン・マクフィー(ホンダ)、6位にアンドレア・ミーニョ(KTM)、7位にロマーノ・フェナティ(ホンダ)、8位にアロン・カネト(ホンダ)、9位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、10位にボ・ベンスナイダー(KTM)の順で続き、佐々木 歩夢(ホンダ)が12位入賞。鳥羽 海渡(ホンダ)は20位でチェッカーを受けた。鈴木 竜生(ホンダ)は1周目の最終コーナーでハイサイド転倒、リタイアに終わった。
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