MotoGP第16戦オーストラリアGP、Moto2クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドで1日目の2回のフリー走行を行ない、中上 貴晶（カレックス）が1分33秒310で初日総合トップに立った。

Moto2クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。2回目のセッションは中盤で転倒者が続いたこともあり、赤旗中断となったが、2分ほどでセッションは再開された。

中上は午前中、午後共にトップタイムを記録。初日を完全制覇した。1回目のセッションでは中盤すぎから、2回目のセッションでは序盤から次々とファステストラップを更新。2番手以下にコンマ7秒の差を付け、2回目のアタックの最終ラップに記録した自身のセカンドベストでも他のライダーのセッションベストを上回るものだった。

総合2番手に1分33秒986でマッティア・パシーニ（カレックス）。パシーニは2回目のセッション終盤に4コーナーで転倒、タイムは1回目のセッションで記録したもの。2回目のセッション2番手につけたドミニク・エガター（スーター）が1分34秒020で総合3番手に続いた。

総合4番手に1分34秒119でミゲール・オリベイラ（KTM）、ポイントリーダーのフランコ・モルビデリ（カレックス）は1分34秒206で初日総合5番手。総合6番手に1分34秒217でフランチェスコ・バニャーヤ（カレックス）、総合7番手に1分34秒220で前戦優勝のアレックス・マルケス（カレックス）が続き、ランキング2位でモルビデリを追うトーマス・ルティ（カレックス）は1分34秒235で総合8番手となったが、2回目のセッション中盤に転倒を喫した。総合9番手に1分34秒236でファビオ・クアルタラーロ（カレックス）、総合10番手に1分34秒268でシモーネ・コルシ（スピードアップ）が続いたが、クアルタラーロ、コルシも2回目のセッションでそれぞれ転倒を喫している。

長島 哲太（カレックス）は1回目30番手、2回目22番手、2回目に記録した1分35秒426で総合24番手で初日を終えた。