SBK第10戦ポルトガルの予選はジョナサン・レイ(カワサキ)が制した。
午前中に行なわれた3回目のフリー走行でトム・サイクス(カワサキ)が転倒。メディカルセンターに運ばれてしまうアクシデントが発生。サイクスは予選を争うことはできなかった。
サイクスを欠いたスーパーポールはレイ(カワサキ)の一人舞台。前戦でダブルウインを飾ったチャズ・デイビス(ドゥカティ)は転倒もあり9番手。替わってレイを追いかけたのはロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)とユージン・ラバティ(アプリリア)のアプリリア2台。しかしレイは1分41秒430の唯一の1分41秒台で圧勝。2番手のラバティは1分42秒197。それでもサバトーリと共にアプリリア2台をフロントロウにつける活躍を見せた。
また、ニッキー・ヘイデンの後釜に指名された高橋巧(ホンダ)は、初の海外レース、初のサーキット、初のスーパーポールを20番手で終了した。