SBK第2戦タイのレース1はジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。
気温35度、路面温度46度のドライコンディションでスタートしたレース1。好スタートを切ってホールショットを奪ったのはレイ。マルコ・メランドリ(ドゥカティ)、トム・サイクス(カワサキ)、チャズ・デイビス(ドゥカティ)と、ドゥカティとカワサキが交互に並ぶ。その後ろにはアレックス・ロウズ(ヤマハ)とマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)のヤマハ2台が続く。
レコードを更新しながらトップを快走するレイ。メランドリが必死で追いかける。徐々にサイクスとデイビスは2台での表彰台争いに移行する。
レース中盤にはレイが独走体勢に移った。メランドリはデイビス、サイクスと2位争いを開始する。
13周目にメランドリを捕らえて2番手に浮上したデイビス。猛然とレイを追い始める。しかしその差は5秒。
レース終盤。デイビスはメランドリを引き離すことには成功したものの、レイには近づけなかった。レイは余裕の開幕3連勝。一時はセカンド集団から離されたサイクスは、最後にペースを取り戻し、最終コーナーでメランドリから表彰台をもぎ取った。