チーム・スズキ・エクスターがセパンで2017年体制発表
2017/01/29
セパンオフィシャルテストの開催を前日に控えた1月29日、スズキのファクトリーチーム、チーム・スズキ・エクスターはセパン・インターナショナル・サーキットで2017年のチーム体制発表会を実施した。
発表会には今年からスズキ・エクスターに加わったアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスの二人のライダーに、チームディレクターの寺田覚氏、チームマネージャーのダビデ・ブリビオ氏、テクニカルマネージャーの河内健氏が出席。2017年型プロトタイプマシン、GSX-RRのニューカラーリングを披露した。
「冬の間はリラックスとトレーニングで過ごした。このバイクの第一印象はとてもよかった。僕たちはよい仕事した。バイクはとてもスペシャルで、シャーシはとてもいい。僕のライディングスタイルに合っていると思う。チームは家族のようで、ガレージのみんなはいつも笑顔が絶えない。これはライダーにとって重要なことだ。このクラスで勝利を挙げることはとても難しい。多くのファクトリーとライダーが参戦するが、僕たちはスズキと共にベストをつくす。将来、僕たちは勝利を挙げられることを期待する」とイアンノーネ。
「バレンシアテストでの転倒による背中の痛みはもうないから、新たなプロジェクトをスタートさせる準備がある。乗り換えは簡単ではない。バレンシアでは大きなエネルギーを感じた。速く走ることは簡単ではないから、ハードワークが必要だ。一番重要なことは、このスタートにワクワクしていること。ピットに入ったときは、家族のような印象を受けた。クラッシュした後もみんなが心配してくれ、病院まで来てくれた。ここに居ることが幸せだ。今年は学びたい。速く走りたい。経験を積みたい」とリンス。
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