1月20日、MotoGPに参戦するドゥカティ・チームが2017年の体制発表会を行なった。今年からホルヘ・ロレンソが加わるドゥカティ・チームだが、ロレンソが初めて赤と白のドゥカティカラーのレーシングスーツに身を包んで登場。合わせて2017年型のデスモセディチGP17プロトタイプがお披露目された。
「レースより緊張していると言わなければならない。ボクにとっても今日は特別な一日だ。昨日はすばらしい日だった。ファンやドゥカティスト、ドゥカティの従業員からも熱烈な歓迎を受けた。『ようこそドゥカティ ファミリーへ』と声をかけられたんだ。ボクは同じバイクとチームで長年過ごして来たので、バレンシアのテストでは大きなショックを受けたが、それはポジティブな大きな変化だった。デスモセディチの乗り味は信じれないものだった。とてもパワフルで、コントロールするのが容易ではなかった。ストレート、コーナー共に、信じられないほどの驚きの連続だったよ。運よく世界チャンピオンになれたのなら、それを繰り返すだけだ。もし、ボクが強ければ、表彰台に乗ることができると思う。ドゥカティファミリーの一員であることを誇りに思うよ。応援してくれている全てのみんなに感謝したい。彼らの応援がチームを強くするエネルギーになる」とロレンソ。
チームメイトはドゥカティで5年目となるアンドレア・ドビジオーゾとなる。
「昨年のシーズン終盤はとてもよかった。多くのエネルギーと情熱があり、セパンでは優勝することができた。これは励みにもなり、新しいシーズンを正しくスタートするのに役立つ。MotoGPに参戦して10年目、ドゥカティで5年目なので今年は特別なシ−ズンとなる。新しいバイクに関してはバレンシアでテストを行ない、セパンでさらに改良が行なわれるだろう。そこで競争力があるかどうかがわかる。ホルヘがチームメイトになったのはハッピー。彼と一緒に仕事ができることがうれしい」とドビジオーゾ。