MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3決勝
2016/09/12
MotoGP第13戦サンマリノGP、Moto3クラスはイタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、ブラッド・ビンダー(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温25度、路面温度29度のドライコンディションで争われた。スタートで飛び出したのはエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、ビンダーが2周目にトップに立つが、その後もバスティニアーニとポジションを入れ替えながらトップ争いを展開。序盤は10台前後がトップ集団を形成するが、中盤あたりでビンダーとバスティニアーニの二人が抜け出し、テールtoノーズのバトルを展開。終盤の20周目にバスティニアーニがトップに浮上するが、最終ラップの23周目にビンダーがトップを奪い返し、今シーズン5勝目を記録、コンマ262秒の僅差でバスティニアーニがが2位に入賞した。
3位にホアン・ミル(KTM)が入賞。15番グリッドからスタートしたミルは序盤はトップ10圏外だったものの、その後、追い上げてセカンドグループに加わりバトルを展開。15周目に3位に浮上すると、そのままポジションをキープして、今シーズン2度目となる表彰台獲得した。
ホームレースのニッコロ・ブレーガ(KTM)4位に入賞。5位にヤコブ・コンフェイル(KTM)、6位にアンドレア・ロカテッリ(KTM)、7位にアロン・カネト(ホンダ)、8位にフィリップ・エッテル(KTM)が続き、尾野 弘樹(ホンダ)は序盤はトップ集団、中団以降はセカンドグループで周回を続け、9位に入賞した。10位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)が入賞。鈴木 竜生(マヒンドラ)は16周目に転倒リタイア。
ランキング2位のホルヘ・ナバーロ(ホンダ)は8周目の14コーナーで転倒を喫しリタイア。これにより、バスティニアーニががランキング2位に浮上、ナバーロはランキング3位に後退した。トップのビンダーとバスティニアーニとのポイント差は106ポイントとなった。
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