MotoGP第13戦サンマリノGP、Moto3クラスはイタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで1日目の2回のフリー走行を行ない、エネア・バスティアニーニ（ホンダ）が1分42秒805で初日総合トップに立った。

Moto3クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれた。フリー走行1回目は開始直後にファビオ・クアルタラーロ（KTM）のマシンがエンジンブロー、8コーナーにオイルが出て赤旗中断となった。オイル処理のためセッションは約20分間中断、その後のMotoGP、Moto2クラスのフリー走行1回目もタイムスケジュールの変更を余儀なくされた。

バスティアニーニはフリー走行1回目でトップタイムを記録。フリー走行2回目も、セッション終盤の残り3分でファステストを更新すると、そのままトップで終え、ホームレース初日を完全制覇した。

総合2番手に1分42秒974でブラッド・ビンダー（KTM）が続いた。1回目4番手、2回目2番手で2回目のセッションではバスティアニーニに逆転されるまでリーダーボードのトップにつけていた。総合3番手に1分43秒291でホアン・ミル（KTM）が続き、総合4番手に1分43秒408でヤコブ・コンフェイル（KTM）、総合5番手に1分43秒417でファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ホンダ）、総合6番手に1分43秒436でホルヘ・ナバーロ（ホンダ）、総合7番手に1分43秒464でリビオ・ロイ（ホンダ）、総合8番手に1分43秒773でフィリップ・エッテル（KTM）、総合9番手に1分43秒814でアンドレア・ミーニョ（KTM）、総合10番手に1分43秒858でニッコロ・アントネッリ（ホンダ）の順。

尾野 弘樹（ホンダ）は1回目20番手、2回目16番手、2回目に記録した1分44秒051で総合16番手、鈴木 竜生（マヒンドラ）は11回目29番手、2回目22番手、2回目に記録した1分44秒254で総合23番手で初日を終えた。