MotoGP第5戦フランスGP Moto3決勝
2016/05/09
MotoGP第5戦フランスGP、Moto3クラスは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで決勝レースを行ない、ブラッド・ビンダー(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温20度、路面温度22度のドライコンディションで争われた。ビンダーは1周目をトップで戻ってくるが、3周目の4コーナーでロマーノ・フェナティ(KTM)がトップに浮上。序盤は10人を越えるライダーが集団でトップグループを形成して周回を重ねる。
中盤の12周目をすぎたあたりから、トップ争いはフェナティ、ビンダー、ホルヘ・ナバーロ(ホンダ)、アロン・カネト(ホンダ)の4人による争いとなり、やや離れて、ファビオ・クアルタラーロ(KTM)、ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、アンドレア・ミーニョ(KTM)、ニッコロ・ブレーガ(KTM)が5番手争いを展開する。
中盤以降のレースをリードしたのはフェナティだったが、残り3周の11コーナーでビンダーがトップを奪い、そのままトップでゴールして、前戦スペインGPに続いて2連勝を達成。僅差の2位にフェナティが続き、ナバーロが3位に入賞した。カネトは最終ラップの最終コーナーでナバーロにしかけたものの、ラインを外し4位でゴール、グランプリベストフィニッシュを達成した。
5番手争いは、ブレーガ、クアルタラーロ、ミーニョ、アントネッリが最後まで接戦を展開。ブレーガが5位でゴール、クアルタラーロが6位、ミーニョが7位、アントネッリが8位でゴールした。
9位にヤコブ・コンフェイル(KTM)、10位にアンドレア・ロカテッリ(KTM)が入賞。鈴木 竜生(マヒンドラ)は15位に入賞して2戦連続でポイントを獲得。尾野 弘樹(ホンダ)は序盤はポイント圏内を走行していたものの、17番手走行中の16周目に8コーナーで転倒し、リタイアに終わった。
こんな記事も読まれています