SBK第2戦タイのポールポジションはマイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)が獲得した。
気温29度、路面温度36度のドライコンディションで行なわれた朝のフリー走行からヒートアップ。昨日のファン・デル・マークのトップタイム1分34秒629に対してまずはシルバン・ギュントーリ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)が1分34秒573と上回る。すぐにトム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が1分34秒568で対抗。するとセッション終了1分前に、昨日マシントラブルに泣いたカレル・アブラハム(ミルウォーキーBMW)が1分34秒556と巻き返す。最後の最後にニッキー・ヘイデン(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)が1分34秒520をマークしてセッショントップに浮上。スーパーポールさながらのアタック合戦となった。
そして午後のスーパーポール。気温は33度、路面温度43度まで上昇。まずはレイが1分34秒870でトップ浮上。すぐにアレックス・ロウズ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)が1分34秒371で逆転。直後にバン・デン・マークが1分34秒348で逆転。バン・デン・マークはさらに1分34秒269を出して逃げ切り体制。ギュントーリが1分34秒306と迫る。
2回目のアタックではチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)が1分34秒025をマークして一気にトップ浮上。続いてアタックしたデビスは1分33秒844とさらにタイムを詰める。直後にサイクスが1分33秒671するが、すぐに1分33秒504のタイムでバン・デン・マークにトップの座を奪われる。バン・デン・マークはさらに1分33秒452までタイムを詰めてSBK初ポールポジションを獲得。レイが2番手。同タイムでサイクスが3番手でホンダ1台、カワサキ2台のフロントロウ。ドゥカティ最上位はデイビスの4番手。ヤマハはギュントーリが5番手を獲得してセカンドロウにつけた。