MotoGP第1戦カタールGP Moto3 決勝
2016/03/21
MotoGP第1戦カタールGP、Moto3クラスは、カタールのロサイルインターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温22度、路面温度29度のドライコンディションで行なわれた。序盤から集団による接戦が展開。5周目にはホルヘ・ナバーロ(ホンダ)、ロマーノ・フェナティ(KTM)、アントネッリ、ブラッド・ビンダー(KTM)、フランチェスコ・バニャーヤ(マヒンドラ)の5人がトップ集団を形成する。
7周目にトップ集団の5人にルーキーのニッコロ・ブレーガ(KTM)が追いつき、トップ集団は6人に。14周目の1コーナーではブレーガがトップに浮上するが、常に集団をリードしていたのはビンダーとフェナティの二人だった。
トップ争いはポジションを入れ替えながら終盤に入り、ビンダーがレースをリードして逃げ切るかと思われた。しかし、最終ラップの最終コーナー立ち上がりからのスリップストリームの使い合いの中から、アントネッリが最後は単独でアウト側から抜け出し、コンマ007秒の僅差で前に出て優勝。昨年のチェコGP、日本GP以来となるグランプリ通算3勝目をマークした。
2位にビンダー、序盤からトップ集団に加わったバニャーヤが3位に入賞、昨年のフランスGP以来となる通算2回目の表彰台を獲得。
フェナティは4位でゴール。序盤から中盤まではトップ争いには加われなかったものの、終盤に追い上げたエネア・バスティアニーニ(ホンダ)が5位に入賞。ブレーガはグランプリデビュー戦を6位で飾った。7位にホルヘ・ナバーロ(ホンダ)が入賞。トップからナバーロまではコンマ674秒差。
8位にリビオ・ロイ(ホンダ)、9位にフィリップ・エッテル(KTM)、10位にヤコブ・コンフェイル(KTM)の順で続き、マシンをKTMにスイッチしたファビオ・クアルタラーロ(KTM)は13位に終わった。
日本勢では尾野 弘樹(ホンダ)が18位、鈴木 竜生(マヒンドラ)が28位でチェッカーを受けた。
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