MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3クラス1日目 プラクティス
2025/03/15
MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、アルゼンチン、アウトドロモ・インテルナシオナル・デ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催された。日本時間午後9時(現地時間午前9時)から35分間行なわれたフリー走行は、昨夜降った雨のため部分的なウェットコンディションだった。曇りで、気温は18度、路面温度20度、湿度85%。
この走行トップタイムを記録したのは、前戦タイGPでの危険な走行のために今大会決勝は、ピットレーンスタートが科されているダビド・ムニョス(KTM)で1分57秒363。2番手には初戦タイGPで優勝したホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)1分57秒624。3番手はダビド・アルマンサ(ホンダ)が入り、記録は1分57秒797。古里太陽(ホンダ)は1分59秒474で14番手、山中琉聖(KTM)は2分00秒542で20番手だった。
日本時間深夜1時15分(現地時間午後1時15分)から35分間で行なわれたプラクティスは、気温20度、路面温度28度、湿度67%、午前に比べると風が強かった。路面は乾き、曇りのドライコンディション。開始5分前後にムニョスが1コーナーで転倒。デニス・フォッジャ(KTM)が絡む事故だったのか、FIMスチュアートが現在調査中。更に、残り28分37秒のときには10コーナーでマッテオ・ベルテッレ(KTM)がマシン共にコース上へ投げ出される形で転倒。赤旗中断となった。日本時間深夜1時26分(現地時間午後1時26分)から再び走行が開始され、ベルテッレに大きなケガはなく、走行に復帰できた。
中盤に入り、山中が6周目に1分48秒346でトップタイムを記録。2022年にセルジオ・ガルシアが記録した1分48秒429の歴代コースラップも更新した。残り10分を切ると、ダビド・アルマンサ(ホンダ)が10周目に1分48秒155を記録しトップを更新。残り5分を切って山中が12周目に1分47秒774を出し、再びトップへ。程なく、ルエダが12周目に1分47秒451を記録しトップタイムとなるが、ルーキーのアルバロ・カルペ(KTM)が1分47秒345を記録し、ルエダを更新。
残り2分前後には、古里が2コーナーでフロントタイヤから滑り転倒。イエローフラッグが出され、いくつかラップタイムがキャンセルになった。その後、アルマンサが14周目に1分46秒981を記録し、唯一の1分46秒台で1番手となった。2番手がカルペ、3番手ルエダ。山中は6番手。終盤で転倒を喫した古里は、12周目に記録した1分48秒800で22番手。明日の予選は、プラクティス上位14名がQ2からスタート出来る。6番手に入った山中はQ2スタートの権利を獲得した。
Moto3クラスは、明日、日本時間午後8時40分(現地時間午前8時40分)からはフリー走行2が行なわれ、日本時間深夜12時50分(現地時間午後12時50分)からは予選Q1が始まる。予選はQ1、Q2それぞれ15分間。Q2は、日本時間深夜1時15分(現地時間午後1時15分)から行なわれる。
MotoGP 第2戦アルゼンチンGP Moto3クラス1日目 プラクティス
1 ダビド・アルマンサ (ホンダ) 1分46秒981 (P)
2 アルバロ・カルペ (KTM) 1分47秒345 (P)
3 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分47秒451 (P)
4 バレンティン・ペロン (KTM) 1分47秒685 (P)
5 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分47秒754 (P)
6 山中琉聖 (KTM) 1分47秒774 (P)
7 アンヘル・ピケラス (KTM) 1分47秒786 (P)
8 スコット・オグデン (KYM) 1分48秒015 (P)
9 デニス・フォッジャ (KTM) 1分48秒085 (P)
10 アドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分48秒144 (P)
22 古里太陽 (ホンダ) 1分48秒800 (P)
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