MotoGP第18戦タイGP MotoGPクラス2日目 スプリント結果
2024/10/26
MotoGP第18戦タイGP MotoGPクラス2日目、スプリントが、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午後5時(現地時間午後3時)から13周で開催されたスプリントは、気温30度、路面温度46度、湿度67%、雲はあるものの日差しが増えて来たドライコンディション。
タイヤ選択は、マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)が前ソフト後ミディアム。ラウル・フェルナンデス(アプリリア)は前後ハード、他は前ハード後ミディアムだった。
今大会、ニックネームの「MARTINATOR(マルティネイター)」を「MARThaiNATOR(マルタイネイター)」の表記に替え、象をデザインしたタイ仕様のヘルメットで参戦しているホルヘ・マルティン(ドゥカティ)がスタートで激しくインに切り込んだ。そのためワイド気味になった2コーナーでエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)、マルク・マルケス(ドゥカティ)、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、ペドロ・アコスタ(KTM)が前に出た。
トップに立ったバスティアニーニは最初から2番手以降を突き放す速さで進む。2番手争いは、バニャーヤがマルク・マルケスをかわし、アコスタ、マルティン、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、ブラッド・ビンダー(KTM)、マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)、フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)のトップ10で2周目を迎えた。
2周目にはマルティンがアコスタを捉え4番手。マルティンは4周目にマルク・マルケスも捉え3番手。トップのバスティアニーニは3周目1分29秒639の自己ベストレースラップで4周目にはバニャーヤと1秒近い差を作った。4周目3コーナーでは5番手走行中のアコスタが転倒。アレックス・マルケスが5番手に浮上した。
ビンダー、モルビデリ、ベゼッキ、ジャンアントニオは6番手争いを続けた。5周目にはマルティンが1分29秒554のレースラップ最速でバニャーヤを追う。7周目にはマルティンがバニャーヤを捉え、1.6秒先を行くバスティアニーニを追った。
折り返してもバスティアニーニは1分29秒後半から1分30秒362の安定した速さでそのままチェッカー。マルティン2位、バニャーヤ3位。マルク・マルケス、アレックス・マルケス、モルビデリ、ベゼッキ、ジャンアントニオまで上位8台がドゥカティ勢。9位ビンダー、10位ファビオ・クアルタラロ(ホンダ)。中上貴晶(ホンダ)は18位だった。転倒後、再スタートを切ったアコスタは11周目にピットインリタイア。
年間ポイントは、2位で9ポイント獲得したポイントリーダーのマルティンが433ポイント。3位で7ポイント獲得のバニャーヤはランキング2番手411ポイント。マルク・マルケスが351ポイント、バスティアニーニが343ポイント。マルティンとバニャーヤの差は22と広がった。
明日は選挙投票へ行く前でも後でも見られる時間帯、日本時間午後5時(現地時間午後3時)から26周で決勝が行われる。
MotoGP 第18戦タイGP MotoGPクラス2日目 スプリント結果
1 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)
2 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)
3 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)
4 マルク・マルケス(ドゥカティ)
5 アレックス・マルケス(ドゥカティ)
6 フランコ・モルビデリ(ドゥカティ)
7 マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)
8 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)
9 ブラッド・ビンダー(KTM)
10 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
11 ジャック・ミラー(KTM)
12 ヨハン・ザルコ(ホンダ)
13 ジョアン・ミル(ホンダ)
14 ラウル・フェルナンデス(アプリリア)
15 アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)
16 アウグスト・フェルナンデス(KTM)
17 アレックス・リンス(ヤマハ)
18 中上貴晶(ホンダ)
19 ルカ・マリーニ(ホンダ)
20 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)
21 ロレンツォ・サルバドーリ(アプリリア)
RT ペドロ・アコスタ(KTM)
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