MotoGP第18戦タイGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/10/25
MotoGP第18戦タイGP Moto3クラス1日目、フリー走行が金曜日、タイにあるチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午前11時(現地時間午前9時)から35分間行なわれたフリー走行は、気温27度、路面温度36度、湿度73%、一部雲があるドライコンディション。
この走行では、中盤3コーナーで転倒したものの、ダビド・アロンソ(CFMOTO)が1分40秒544を記録しトップだった。昨年デニス・オンジュが記録した1分41秒907の歴代コースラップ記録を1.363秒更新した。2番手はアンヘル・ピケラス(ホンダ)で1分41秒069、3番手エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)が1分41秒162だった。
古里太陽(ホンダ)は1分41秒799で11番手、鈴木竜生(ハスクバーナ)は1分41秒907で14番手、山中琉聖(KTM)は1分41秒946で16番手だった。
日本時間午後3時15分(現地時間午後1時15分)から35分間で開催されたP1は、気温31度、路面温度53度、湿度55%、少し雲があるドライコンディション。序盤、ダビド・アルマンサ(ホンダ)が9コーナーで転倒。コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)が4周目に1分41秒576でトップタイムを記録。ベイヤーは11周目と12周目でも記録を更新し、単独走行で1分41秒290までタイムを縮めた。
残り5分を切って、続々とタイヤ交換をしたライダー達がコースインして間もなく、マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)が5コーナーで転倒。イエローフラッグの影響を受けなかったダニエル・オルガド(ガスガス)が13周目に1分41秒287を記録しベイヤーのタイムを更新。
この走行でも12コーナーで一度スリップダウンしたアロンソは、15周目には1分41秒048でトップタイムを更新すると、16周目には1分40秒723と再び一人だけ1分40秒台を記録。アロンソは17周目に1分40秒703までタイムを縮めて1番手だった。2番手に入ったのは、ジョエル・ケルソ(KTM)で14周目に1分41秒088を記録。3番手は14周目に1分41秒156を記録したフェルナンデス。
山中が15周目の記録1分41秒601で14番手、古里は13周目の記録1分41秒644で17番手、鈴木は13周目1分41秒803で19番手だった。
明日の午前のP2と今日のP1合わせた総合14番手までは予選Q2スタートとなる。今月中旬、来シーズンからは、Moto3クラス、Moto2クラス共に土曜日午前の走行タイムはカウントされず、金曜日午後の走行のみでQ2スタートが決定される事が発表されている。土曜日の午前にQ2スタートを賭けた戦いが観られるのは残り3戦。
山中、古里、鈴木3人の日本人ライダーと共に、日本メーカーのホンダ勢が多くQ2スタート出来ることを願って、明日、日本時間午前10時40分(現地時間午前8時40分)から始まるP2を楽しみたい。Moto3クラス予選は日本時間午後2時50分(現地時間午後12時50分)からQ1、日本時間午後3時15分(現地時間午後1時15分)からQ2がそれぞれ15分間で開催される。
MotoGP 第18戦タイGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分40秒703 (P1)
2 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分41秒088 (P1)
3 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分41秒156 (P1)
4 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分41秒287 (P1)
5 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分41秒290 (P1)
6 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分41秒356 (P1)
7 イバン・オルトラ (KTM) 1分41秒426 (P1)
8 ダビド・アルマンサ (ホンダ) 1分41秒439 (P1)
9 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分41秒460 (P1)
10 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分41秒491 (P1)
14 山中琉聖 (ホンダ) 1分41秒601 (P1)
17 古里太陽 (ハスクバーナ) 1分41秒644 (P1)
19 山中琉聖 (KTM) 1分41秒803 (P1)
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