SBK(スーパーバイク世界選手権)第4戦エミリアロマーニャ 2日目
2024/06/16
SBK(スーパーバイク世界選手権)第4戦エミリアロマーニャラウンドは、イタリアのミサノ ワールドサーキット マルコ・シモンチェリで2日目のスーパーポール、レース1が開催された。
SBKのスーパーポールは気温27度、路面温度35度のドライコンディションで争われ、トプラク・ラズガットリオグル(BMW)が1分32秒320でポールポジションを獲得した。
2番手に1分32秒556でニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)、3番手に1分32秒906でレミー・ガードナー(ヤマハ)が続き、ガードナーはインディペンデントのトップ。
4番手に1分33秒075でアレックス・ロウズ(カワサキ)、5番手に1分33秒111でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、6番手に1分33秒129でアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、7番手に1分33秒188でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、8番手に1分33秒196でサム・ロウズ(ドゥカティ)、9番手に1分33秒234でドミニク・エガター(ヤマハ)、10番手に1分33秒544でティト・ラバット(カワサキ)の順で続き、イケル・レクオナ(ホンダ)は1分33秒644で14番手、ジョナサン・レイ(ヤマハ)は1分33秒682で15番手。
決勝レース1は、気温29度、路面温度44度のドライコンディションの下、21周で争われた。
3番グリッドからレミー・ガードナー(ヤマハ)が好スタートでトップに浮上。トプラク・ラズガットリオグル(BMW)が2番手、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が3番手、ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が4番手に続く。
ガードナーは3周目までトップをキープしていたが、4周目にラズガットリオグルがガードナーを交わしてトップに浮上。ラズガットリオグルは6周目には1秒2、8周目には約2秒と2番手以下との差を広げ、トップを独走し、今シーズン3勝目(スーパーポールレースを含めて4勝)を飾った。
ラズガットリオグルに交わされたガードナーは、6周目にはバウティスタとブレガに相次いで交わされて4番手に後退。8周目にはブレガがバウティスタを交わして2番手に浮上。バウティスタはブレガから遅れ、ブレガはラズガットリオグルとの差を一時は縮めたが、中盤以降はその差が広がり、そのまま2位でゴール。3位にバウティスタが続いた。
ガードナーは中盤までは4番手をキープしていたが、追い上げ来たアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)、アレックス・ロウズ(カワサキ)とのポジション争いとなり、12周目にロカテッリ、アレックス・ロウズが相次いでガードナーを交わし、ロカテッリが4位、ロウズが5位でゴール。ガードナーはインディペンデントトップとなる6位に入賞した。
7位にアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、8位にマイケル・ファン・デル・マーク(BMW)、9位にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、10位にイケル・レクオナ(ホンダ)が入賞。
ジョナサン・レイ(ヤマハ)は1周目の13コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わった。
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース1では、スタートからトップに立ち、最終ラップの最終コーナーまでヤリ・モンテッラ(ドゥカティ)がレースをリードし、アドリアン・ウエルタス(ドゥカティ)と接戦を繰り広げたが、最終ラップの最終コーナーでモンテッラがわずかに振られ、ゴールライン直前でトップに立ったウエルタスが優勝、モンテッラは僅差の2位となった。3位にステファノ・マンジ(ヤマハ)が入賞。
25番グリッドからスタートした鳥羽海渡(ホンダ)は、7周目には20番手まで挽回したものの、テクニカルトラブルに見舞われてピットイン。終盤に再びコースに戻ったが、2周遅れの26位でチェッカーを受けた。
SSP300(スーパースポーツ300世界選手権)のレース1では、イニゴ・イグレシアス・ブラボー(カワサキ)が優勝した。2位にアルディ・サティヤ・マヘンドラ(ヤマハ)、3位にミルコ・ジェンナイ(ヤマハ)が入賞した。
ヤマハR3 bLU cRUワールドカップのレース1ではゴンザロ・サンチェス・メレンデス(ヤマハ)が優勝。2位にマルク・ビック(ヤマハ)、3位にクリスチャン・プッチ(ヤマハ)が入賞した。
ポールスタートの山根昇馬(ヤマハ)は好スタートでトップに立ったが、その後集団の中での表彰台争いに加わり、6位に入賞。高橋 匠(ヤマハ)は9位に入賞した。
FIM WCR(ウーマンズ・レーシング世界選手権)のレース1は、最初のスタートがトップ集団が5周目に入ったところで赤旗中断となり、SSPのレース1の後に、5周の予定でリスタートレースが行なわれた。ところがリスタートレースもスタート直後のクラッシュで再び赤旗中断。再度5周でスタートが切られ、マリア・エレーラ(ヤマハ) が 最終ラップで逆転優勝。 アナ・カラスコ(ヤマハ) が僅差の2位に入賞。3 位 に サラ・サンチェス(ヤマハ) が入賞した。平野ルナ(ヤマハ) は 14 位 に入賞した。
SBK第4戦エミリアロマーニャ SBK2日目予選 リザルト
1 トプラク・ラズガットリオグル(BMW) 1分32秒320
2 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ) 1分32秒556
3 レミー・ガードナー(ヤマハ) 1分32秒906
4 アレックス・ロウズ(カワサキ) 1分33秒075
5 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ) 1分33秒111
6 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ) 1分33秒129
7 アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ) 1分33秒188
8 サム・ロウズ(ドゥカティ) 1分33秒196
9 ドミニク・エガター(ヤマハ) 1分33秒234
10 ティト・ラバット(カワサキ) 1分33秒544
11 アクセル・バッサーニ(カワサキ) 1分33秒608
12 ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ) 1分33秒632
13 ギャレット・ガーロフ(BMW) 1分33秒634
14 イケル・レクオナ(ホンダ) 1分33秒644
15 ジョナサン・レイ(ヤマハ) 1分33秒682
16 マイケル・ファン・デル・マーク(BMW) 1分33秒774
17 チャビ・ビエルへ(ホンダ) 1分33秒834
18 ミシェル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ) 1分33秒935
19 ミケーレ・ピロ(ドゥカティ) 1分33秒942
20 スコット・レディング(BMW) 1分34秒104
21 タラン・マッケンジー(ホンダ) 1分34秒733
22 フィリップ・エッテル(ヤマハ) 1分35秒032
23 ブラッドリー・レイ(ヤマハ) 1分35秒538
24 アダム・ノロディン(ホンダ) 1分36秒082
SBK第4戦エミリアロマーニャ SBK決勝レース1 リザルト
1 トプラク・ラズガットリオグル(BMW)
2 ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)
3 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)
4 アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)
5 アレックス・ロウズ(カワサキ)
6 レミー・ガードナー(ヤマハ)
7 アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)
8 マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)
9 ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)
10 イケル・レクオナ(ホンダ)
11 アクセル・バッサーニ(カワサキ)
12 ギャレット・ガーロフ(BMW)
13 ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)
14 ミシェル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)
15 スコット・レディング(BMW)
16 チャビ・ビエルへ(ホンダ)
17 フィリップ・エッテル(ヤマハ)
18 ブラッドリー・レイ(ヤマハ)
19 ティト・ラバット(カワサキ)
20 アダム・ノロディン(ホンダ)
R サム・ロウズ(ドゥカティ)
R ドミニク・エガター(ヤマハ)
R タラン・マッケンジー(ホンダ)
R ジョナサン・レイ(ヤマハ)
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