MotoGP第6戦カタルニアGP Moto3クラス3日目 決勝結果
2024/05/26
MotoGP第6戦カタルニアGP Moto3クラス3日目、決勝が5月26日、スペイン、バルセロナ-カタルニア・サーキットで開催された。気温21度、路面温度22度、湿度59%、雲一つない晴天のドライコンディション。日本時間午後6時(現地時間午前11時)から18周で争われた。
ポールポジションスタートのイバン・オルトラ(KTM)が好スタートでホールショットを奪取。ダニエル・オルガド(ガスガス)、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)、ダビド・ムニョス(KTM)、古里太陽(ホンダ)、ダビド・アロンソ(CFMOTO)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)、ジョエル・エステバン(CFMOTO)、ルカ・ルネッタ(ホンダ)、マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)、ステファノ・ネパ(KTM)、鈴木竜生(ハスクバーナ)、山中琉聖(KTM)、ジョエル・ケルソ(KTM)がトップ15で続いた。
テイルトゥーノウズ、サイドバイサイドの混戦のまま、2周目以降もトップ集団は激しい戦いが続く。古里にはダブルロングラップ、ムニョスとタットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)にはロングラップが科されているため、混戦の中、古里、ムニョス、ブーシュリはロングラップへ。後方ではダビド・アルマンサ(ホンダ)が転倒、再スタート。
3周目にはベイヤー、5周目はオルガドとトップは入れ替わり、6周目にはケルソが2コーナーで転倒。2回目のロングラップを終えず、トップ集団を走っていた古里も4コーナーで転倒。リカルド・ロッシ(ホンダ)も13コーナーで転倒。中盤までトップ集団が連なる混戦は続いた。
上位集団で走行していた鈴木は、2コーナーでショートカットがあり、ロングラップペナルティーが科された。その後もロングラップが正しく走行されていなかったペナルティーとして再びロングラップを科された。
中盤まで続いた混戦は、12周目にアロンソがトップに立った。続いてオルトラ、ベイヤー、オルガド、ルエダがテイルトゥーノウズで続いたが、アロンソは最終ラップまでトップを守り切りチェッカー。2位にはオルトラが入った。最終ラップまでもつれた3位争いは、17周目にも関わらず、1分46秒748というレース最速ラップで走ったルエダが3位でチェッカー。4位ベイヤーとは僅か0.047秒差だった。
山中は11位、鈴木は15位でチェッカーを受けた。この結果により、チャンピオンシップはアロンソが118ポイントでトップとなり、2番手オルガド104。ベイヤーが3番手75ポイントとなった。山中は40ポイント8番手、鈴木は31ポイント13番手、古里は18ポイント15番手。来週開催されるイタリアGPも、日本人ライダー、日本メーカーのホンダの活躍に期待が持てる週末に終わった。
MotoGP 第6戦カタルニアGP Moto3クラス3日目 決勝結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO)
2 イバン・オルトラ (KTM)
3 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM)
4 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ)
5 ダビド・ムニョス (KTM)
6 ダニエル・オルガド (ガスガス)
7 ルカ・ルネッタ (ホンダ)
8 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス)
9 フィリッポ・ファリオリ (ホンダ)
10 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ)
11 山中琉聖 (KTM)
15 鈴木竜生 (ハスクバーナ)
RT 古里太陽 (ホンダ)
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