MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/04/15
MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス3日目、決勝がアメリカ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)で開催された。日本時間4月15日深夜2時15分(現地時間午後12時15分)から16周で競われた。気温24度、路面温度35度、湿度68%、曇りのドライコンディション。
ホールショットを奪ったのは、3番手スタートのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)、続いてジョー・ロバーツ(カレックス)、デニス・フォッジャ(カレックス)、ジェイク・ディクソン(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、アロンソ・ロペス(カレックス)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、バリー・バルタス(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)と混戦で続く。小椋藍(ボスコスクーロ)は17番スタートから11番手まで順位を上げた。
トップはガルシア、ロバーツ、フォッジャのまま、2周目に入る頃には小椋は更に順位を上げて9番手。ゴンザレスにはスタートの違反でダブルロングラップペナルティーが科された。3周目には、ダリン・ビンダー(カレックス)が15コーナーで転倒。トップのガルシアは2分08秒560、7番手に上がったアルデゲールが2分08秒484の最速ラップで追い上げる。
5周目にトップ集団に居たディクソンが1コーナーで転倒、再スタート。ガルシア、ロバーツ、フォッジャ、ロペス、アルデゲール、カネトのトップ6に続き、小椋が7番手を走行。後方では、マリオ・アジ(カレックス)も転倒。その後もトップ3は変わらず、折り返して残り11周、小椋は前を行くカネトを抜いて6番手に入り、4番手ロペスは2分08秒210を記録し、更にレース最速ラップを更新して追い上げた。
残り9周では、アルデゲールがロペスを抜き4番手。更にフォッジャを追う。残り8周では、カネトがショートカットの形で小椋の前に一度は出て6番手になったものの、再び小椋、マルコス・ラミレス(カレックス)、ジェレミー・アルコバ(カレックス)に前を許す。カネトは、ショートカットのペナルティーで、終了後に0.396秒タイムが加算されることになったがタイム差の加減で、順位は変わらなかった。
残り6周、アルデゲールはフォッジャを抜いて3番手に浮上。残り4周、その勢いでロバーツも抜いて2位まで浮上。しかし、その後ロバーツは再びアルデゲールと激しく戦い、アルデゲールを抜き、更にはラップタイムを落としたトップのガルシアにも迫る勢いで、最終ラップを迎えた。最終ラップまで、ガルシアはトップを譲ることなくチェッカーを受け1位、2位はロバーツ、3位アルデゲール、小椋は7位でチェッカーを受けた。
これにより、ポイントランキングはトップのガルシアが51、2番手ロバーツ49、3番手ロペスと4番手カネトが同じ38、小椋は33ポイントとなった。地元テキサスの観衆は、アメリカのチーム、アメリカ人、ロバーツの2位入賞に沸いていた。
MotoGP第3戦アメリカズGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)
2 ジョー・ロバーツ(カレックス)
3 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)
4 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
5 マルコス・ラミレス(カレックス)
6 デニス・フォッジャ(カレックス)
7 小椋藍(ボスコスクーロ)
8 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
9 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
10 トニー・アルボリーノ(カレックス)
こんな記事も読まれています