MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/04/14
MotoGP第3戦アメリカGP Moto2クラス2日目、予選がアメリカ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)で開催された。予選に先駆けて日本時間土曜日午後11時25分(現地時間午前9時25分)から30分間で行なわれたプラクティス2は、気温19度、路面温度24度、湿度88%、曇りのドライコンディション。
地元アメリカのチーム、アメリカ人ライダーのジョー・ロバーツ(カレックス)が8コーナー、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)が12コーナーで転倒。両者とも、その後は無事に、予選に出場できている。終了3分前になり、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)が2分07秒543で歴代コース記録を更新。このセッショントップで終了した。2番手は小椋藍(ボスコスクーロ)2分07秒569、3番手ジェイク・ディクソン(カレックス)2分07秒751だった。
日本時間、土曜日深夜3時45分(現地時間午後1時45分)から15分で争われた予選Q1は、気温25度、路面温度36度、湿度53%、一部曇ったドライコンディション。腕上がりの治療の手術から復帰したフィリップ・サラッチ(カレックス)も予選Q1からの参加になった。同じく腕上がり治療の手術を両腕に受けた佐々木歩夢(カレックス)は、今大会、欠場している。
Q1トップはセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)2分07秒797、2番手ジャウメ・マシア(カレックス)2分08秒274、3番手アルベルト・アレナス(カレックス)2分08秒279、4番手ディオゴ・モレイラ(カレックス)2分08秒470、以上4名がQ2進出を決めた。終了間際、ダリン・ビンダー(カレックス)が転倒。出光ホンダチームアジアのソムキャット・チャントラ(カレックス)はモレイラに0.09秒差で5番手、Q2進出は叶わなかった。
予選Q2は日本時間、日曜早朝4時10分(現地時間、土曜日午後2時10分)から15分間、気温26度、路面温度39度、湿度49%、一部曇りのドライコンディション。途中、ビエッティ、トニー・アルボリーノ(カレックス)が転倒、イエローフラッグが出された。
残り5分を切り、セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)が2分07秒819を記録しトップに立つ、その後残り3分弱では、アルデゲールが2分07秒740で記録を更新。最終ラップ、アロン・カネト(カレックス)が2分07秒631を記録して、ポールポジションを獲得した。2番手アルデゲール、3番手ガルシア。
今大会、日本人唯一のMoto2クラス参加ライダー小椋は、2分08秒461で17番手、6列目スタート。予選17番手の小椋が、トップとのタイム差0.830という僅差の戦い。明日、日本時間深夜2時15分(現地時間午後12時15分)から16周で争われる決勝では、どんな接戦が繰り広げられるのか、今から期待が膨らむ。
MotoGP第3戦アメリカズGP Moto2クラス2日目 予選結果
1 アロン・カネト(カレックス) 2分07秒631 (Q2)
2 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 2分07秒740 (Q2)
3 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 2分07秒819 (Q2)
4 アルベルト・アレナス(カレックス) 2分07秒865 (Q2)
5 ジョー・ロバーツ(カレックス) 2分07秒868 (Q2)
6 マルコス・ラミレス(カレックス) 2分07秒911 (Q2)
7 デニス・フォッジャ(カレックス) 2分08秒031 (Q2)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 2分08秒063 (Q2)
9 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 2分08秒074 (Q2)
10 ボ・ベンスナイダー(カレックス) 2分08秒112 (Q2)
17 小椋藍(ボスコスクーロ) 2分08秒461 (Q2)
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