MotoGP第3戦アメリカGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/04/14
MotoGP第3戦アメリカGP Moto3クラス2日目、予選がアメリカ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)で開催された。最初に、日本時間午後10時40分(現地時間午前8時40分)からプラクティス2が行なわれ、昨日のプラクティス1との総合結果上位14名のQ2進出ライダーを決める。
気温17度、路面温度22度、湿度91%、晴れ始めたドライコンディションの中、30分間のプラクティス2が行なわれた。終了間際、ダビド・アロンソ(CFMOTO)が2分14秒153を出し、2017年にアロン・カネトが記録していた歴代コース記録を更新した。2番手はジョエル・ケルソ(KTM)2分14秒537、3番手イバン・オルトラ(KTM)2分14秒537、二人は同じタイムだった。
日本人ライダーは鈴木竜生(ハスクバーナ)が2分14秒766で8番手、古里太陽(ホンダ)が2分14秒941で10番手、山中琉聖(KTM)が2分15秒169で16番手だった。
MotoGPの予選後、日本時間土曜日深夜2時50分(現地時間午後12時50分)から15分間で始まった予選Q1は、プラクティス1、2の総合結果15番手以下のライダーで争われた。気温26度、路面温度41度、湿度49%、部分的に曇りのドライコンディション。
序盤にダビド・アルマンサ(ホンダ)が20コーナーで激しくハイサイド転倒。イエローフラッグが出された。トップはエイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)2分15秒271、2番手ジェイコブ・ルールストン(KTM)2分15秒428、3番手ジョエル・エステバン(CFMOTO)2分16秒441、4番手ルカ・ルネッタ(ホンダ)2分16秒666、以上4名はQ2へ進出。
日本人ライダー山中は、トラックリミットでラップキャンセルがあったり、終盤クリアラップを走れなかったりと、難しい戦いになり2分20秒595で10番手。Q2には進出できなかった。
Q1に続き日本時間深夜3時15分(現地時間午後1時15分)から始まったQ2は気温25度、路面温度37度、湿度52%、一部曇りのドライコンディションで15分間争われた。開始5分前後、2分14秒907でアロンソがトップタイムを記録。その後、ルールストン、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)もトップタイムを記録。それでも、最終ラップ2分14秒292を出してアロンソがコロンビア人初のポールポジションを獲得した。
2番手ルエダ2分14秒309、3番手ダニエル・オルガド(ガスガス)2分14秒487。日本人ライダー古里は2分15秒192で10番手、鈴木は2分15秒738で16番手だった。
明日の決勝グリッドは、アロンソ、ルエダ、オルガドが1列目、古里は4列目10番、鈴木は6列目16番、山中は8列目24番スタート。日本時間、明日の深夜1時(現地時間、日曜午前11時)から14周で競われる決勝は、日本人ライダーや日本メーカーのホンダによる更なる活躍を期待したい。
MotoGP第3戦アメリカズGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 2分14秒292 (Q2)
2 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 2分14秒309 (Q2)
3 ダニエル・オルガド (ガスガス) 2分14秒487 (Q2)
4 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 2分14秒574 (Q2)
5 ジョエル・ケルソー (KTM) 2分14秒800 (Q2)
6 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス) 2分14秒869 (Q2)
7 マッテオ・ベルテッレ (ホンダ) 2分14秒918 (Q2)
8 ダビド・ムニョス (KTM) 2分15秒015 (Q2)
9 ステファノ・ネパ (ホンダ) 2分15秒164 (Q2)
10 古里太陽 (ホンダ) 2分15秒192 (Q2)
16 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 2分15秒738 (Q2)
24 山中琉聖 (KTM) 2分20秒595 (Q1)
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