MotoGP第2戦ポルトガルGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/03/23
MotoGP第2戦カタールGP Moto2クラス2日目、予選が3月23日土曜日にポルトガル、アウトードロモ・インテルナショナル・アルガルヴェ(通称ポルティマオ・サーキット)で行われた。
Moto2クラスは日本時間午後6時25分(現地時間午前9時25分)から40分間のプラクティス2で始まった。カタールでの激しいハイサイドの後、昨日のフリー走行には出場できたジェイク・ディクソン(カレックス)は、2日目の走行を迎えるほどの回復に至っていなかったため欠場した。チャビエル・アルティガス(カレックス)は、腕上がりの手術からの回復のために今大会を欠場している。
気温20度、路面温度22度、湿度58%、曇りのドライコンディション。このセッションで1番手になったのはマニュエル・ゴンザレス(カレックス)、1分41秒716は歴代コース記録だった。2番手はトニー・アルボリーノ(カレックス)1分41秒831、3番手アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)1分41秒883。
日本人ライダーは小椋藍(ボスコスクーロ)が1分42秒677で18番手、佐々木歩夢(カレックス)が1分42秒894で21番手だった。そのため、二人ともが出場することになった予選Q1は日本時間午後10時45分(現地時間午後1時45分)から15分間行われた。
プラクティスの総合結果15番手以下のライダーで争われたQ1は、気温23度、路面温度37度、湿度45%、晴れ間の見えるドライコンディション。小椋は開始まもなくピットに戻り作業を続けていたが、残り3分前後に1分42秒259を記録しトップに立つ。このスリップに付いていた佐々木は、1分42秒710を記録してQ1では7番手になった。
Q1結果は、ソムキャット・チャントラ(カレックス)が1分42秒064で小椋を上回り1番手、2番手に小椋、3番手ディオゴ・モレイラ(カレックス)1分42秒441、4番手セナ・アギナス(カレックス)1分42秒479。以上4名がQ2進出を決めた。
Q1後のインタビューで、昨日に比べ暖かくなった分、タイヤグリップが落ちた事や今日は風が強かったことなどを佐々木が話していた。また、Moto2クラスは予想通りタフなクラスで、Moto3での経験をそのまま活かせず、Moto2でまた新たな経験を重ねて成長しなければいけない事なども話していた。
Q1に続き行われた予選Q2は、気温23度、路面温度38度、湿度47%、部分的には晴れたドライコンディション。Q1上位4名とプラクティス総合14番手までのライダーで15分間行われた。1分41秒514を出し、自身の歴代コース記録を更新し、ポールポジションを獲得したのはゴンザレス。自身Moto2クラス初めてのポールポジション。2番手は終了間際1分41秒648を記録したフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)。3番手は1分41秒713を6周目に記録したアロン・カネト(カレックス)。小椋は1分42秒143で7番手だった。
明日、日本時間午後9時15分(現地時間午後12時15分)から21周で争われる決勝は、小椋が7番グリッド3列目、佐々木が21番グリッド7列目スタートになる。二人の健闘を祈りたい。
MotoGP第2戦ポルトガルGP Moto2クラス2日目 予選結果
1 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分41秒514 (Q2)
2 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分41秒648 (Q2)
3 アロン・カネト(カレックス) 1分41秒713 (Q2)
4 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分41秒929 (Q2)
5 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分42秒031 (Q2)
6 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分42秒070 (Q2)
7 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分42秒143 (Q2)
8 セルジオ・ガルシア(カレックス) 1分42秒159 (Q2)
9 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分42秒174 (Q2)
10 ジェレミー・アルコバ(カレックス) 1分42秒180 (Q2)
21 佐々木歩夢(カレックス) 1分42秒710 (Q1)
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