MotoGP第2戦ポルトガルGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/03/23
MotoGP第2戦カタールGP Moto3クラス2日目、予選が3月23日土曜日にポルトガル、アウトードロモ・インテルナショナル・アルガルヴェ(通称ポルティマオ・サーキット)で行われた。
Moto3クラスは日本時間午後5時40分(現地時間午前8時40分)から30分間のプラクティス2から始まった。ここでのタイムと昨日のプラクティス1の総合結果で、予選Q2進出が決まる。気温19度、路面温度19度、湿度60%、曇りのドライコンディション。このセッション1番手はジョエル・ケルソ(KTM)で1分47秒175を記録し、昨日のダビド・アロンソ(CFMOTO)のトップタイムを更新した。2番手はホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)1分47秒322、3番手アロンソ1分47秒486。日本人ライダーは鈴木竜生(ハスクバーナ)が1分48秒805で19番手、山中琉聖(KTM)が1分48秒855で20番手、古里太陽(ホンダ)は1分49秒471で23番手だった。
予選Q1は、MotoGPの予選、MotoEの決勝レース1が終了した後、日本時間午後9時50分(現地時間午後12時50分)から15分間で争われた。気温23度、路面温度35度、湿度50%、晴れ間の見えるドライコンディション。プラクティスの総合結果15番手以下のライダーで競われた。開始5分ごろ、ルカ・ルネッタ(ホンダ)が山中の隣を走行中にハイサイドを起こし激しく転倒するが、山中に接触することは避けられた。
上位4名が予選Q2へ進めるこの走行トップは、山中1分47秒979。2番手が二コラ・カッラロ(KTM)1分48秒104、3番手フィリッポ・ファリオリ(ホンダ)1分48秒256、4番手ヴィセンテ・ペレス(KTM)1分48秒342。以上4名はQ2へ進出。日本人ライダー鈴木は1分48秒381で6番手、古里は1分48秒439で7番手。
Q1に続いて行われた予選Q2は日本時間午後10時15分(現地時間午後1時15分)から15分間、プラクティス総合14番手までのライダーとQ2上位4名のライダーで争われた。気温23度、路面温度36度、湿度47%、晴れ間のあるドライコンディション。残り4分でケルソが1分46秒438の歴代コースラップ記録を出した。その後、終了間際にルエダが1分46秒379と更にコース記録を更新し、Moto3クラス初めてのポールポジションを獲得した。2番手ケルソ、3番手アロンソ1分46秒497。山中は1分47秒871で17番手だった。
今日の予選の結果を受けて、明日の決勝は山中が17番グリッド6列目、鈴木が20番グリッド7列目、古里が21番グリッド同じく7列目スタートとなる。日本時間午後8時(現地時間午前11時)から19周で争われる明日の決勝では、このアップダウンが激しくジェットコースターのようなサーキットで日本人、日本メーカーはどこまで活躍できるのかをしっかり見届けたい。
MotoGP第2戦カタールGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分46秒379 (Q1)
2 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分46秒438 (Q1)
3 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分46秒497 (Q1)
4 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分46秒547 (Q1)
5 リカルド・ロッシ (KTM) 1分46秒817 (Q1)
6 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分46秒874 (Q1)
7 イバン・オルトラ (KTM) 1分46秒949 (Q1)
8 フィリッポ・ファリオリ (ホンダ) 1分47秒030 (Q1)
9 スコット・オグデン (ホンダ) 1分47秒173 (Q1)
17 ステファノ・ネパ (KTM) 1分47秒207 (Q1)
20 山中琉聖 (KTM) 1分47秒871 (Q2)
21 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分48秒381 (Q2)
23 古里太陽 (ホンダ) 1分48秒439 (Q1)
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