MotoGP第1戦カタールGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/03/11
MotoGP第1戦カタールGP Moto2クラス3日目、決勝が行われた。日本時間深夜12時15分(現地時間午後6時15分)から18周で競われた。気温22度、路面温度29度、湿度71%、晴れた夜のドライコンディション。予選での走行に問題があり、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)はポジションを3下げて10番手スタートとなった。
スタートは2番手スタートのアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)がトップに立つ。続いてマニュエル・ゴンザレス(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、バリー・バルタス(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)、小椋藍(ボスコスクーロ)、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)、ダリン・ビンダー(カレックス)、イザン・グエバラ(カレックス)と続く。
スタートで遅れたカネトは3周目には取り戻し、一時トップに立つ。最速ラップで周回を重ねたが、5周目にはロペスに再び先を越され、そこから順位を落として行く。5番手スタートから、1周目は3番手に着けていたトニー・アルボリーノ(カレックス)も徐々に順位を落として行った。二人はカタールの暑さで、タイヤに問題が起こりタイムを落としたようだった。
7周目、25番手を走っていた佐々木歩夢(ハスクバーナ)が1コーナーでフロントを持って行かれたようで、コントロールを失い、他車との接触を何とか免れコースアウトの末に転倒。アレックス・エスクリグ(フォワード)は8周目で一度ピットに入り、その後再び走行するものの12周でリタイア。同じチームのチャビエル・アルティガス(フォーワード)は11周目にピットイン、その後は再スタートして完走。イザン・グエバラ(カレックス)は12周目にピットイン、そのままリタイア。
もう一人の日本人ライダー小椋は、少しずつ順位を上げ、残り5周では4番手まで順位を上げた。10周目にゴンザレスが一時トップに立つが、それ以降はトップを走り続けたロペスが逃げ切りトップでチェッカーを受けた。2位はバルタスでトップとの差は僅か0.056だった。3位は自身、初Moto2表彰台となったセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)。小椋は4位に入り、13ポイント獲得した。
2位のバルタスは2015年以来の中量級ベルギー人ライダーとしての表彰台を獲得し、レース後のインタビューでは、家族への感謝を述べていた。一方、ロペスは喜びの余り、マシンを置いて、コースを飛び出して観客の元へ走って行った。
MotoGP第1戦カタールGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
2 バリー・バルタス(カレックス)
3 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)
4 小椋藍(ボスコスクーロ)
5 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
6 マルコス・ラミレス(カレックス)
7 ジョー・ロバーツ(カレックス)
8 アルベルト・アレナス(カレックス)
9 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
10 アロン・カネト(カレックス)
NC 佐々木歩夢(カレックス)
こんな記事も読まれています