全日本RR第1戦鈴鹿2&4【JSB1000決勝】中須賀克行が開幕戦を制する
2024/03/10
「いつもより早いタイミングで前に出たことが優勝につながりました」と中須賀
優勝
中須賀 克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「昨日の予選は悪天候で中止となり、今日は思った以上に気温上がったものの風が強かったです。ダンロップの長島選手はアウトラップから速いのは分かっていました。最初は付いていくのに必死でしたが、思ったよりも落ち着いて走ることができました」
「ドゥカティの水野選手がどんな走りをするか、テストなどでは一緒に走ることがなかったので分かっていませんでした。メーカーごとに速い場所と遅い場所が違う中、自分たちの強みを生かすべきところで生かして走りました。レースはセーフティーカーが入ったあとに赤旗で終わってしまいましたが、いつもより早いタイミングで前に出たことが結果につながりました。チェッカーが受けられなかったのは残念ですが、1位で終えることができてよかったです」
2位
水野 涼(DUCATI Team KAGAYAMA)
「今週は1日多いレースウイークで始まりましたが、スーパーフォーミュラの後に走ることは今日の決勝がぶっつけ本番でした。気温が低くてなかなかタイヤのグリップ感は得られなかったのですが、序盤からペースを上げようと試みました。ペースが落ちたところで中須賀選手に抜かれてしまったので、この結果は自分のせいです。ただ、先週のシェイクダウンからと考えると前向きな結果です。まだまだ強敵ヤマハファクトリーに対してかなわない部分はありますが、最低限の結果を残すことができたし、手ごたえも感じました。次戦こそ優勝をねらいます」
3位
岡本 裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)
「金曜日の最後の走行で転倒してしまい、土曜日も予選もキャンセルとなってしまったので、転倒後に走ることができず、今朝のフリー走行で直してもらったマシンを走らせました。自分のウオームアップ性の課題が克服できないままレースを迎えてしまって、一度目の赤旗前は特にひどかったです。ウオームアップ性のいいタイヤを用意してもらいましたが、初めて履いたものだったのでなかなかペースを上げることができず、長島選手とのバトルでトップグループから離されてしまいました。完走はできましたが、課題が残りました」
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