全日本RR第8戦鈴鹿【J-GP3予選】尾野弘樹、今季5度目のPP獲得

2023/10/14

　全日本ロードレース第８戦鈴鹿MFJ-GPのJ-GP3クラス予選は尾野弘樹（P.MU 7C GALESPEED）が制した。

　曇天の下、30分間のタイムアタックで行なわれたJ-GP3予選。セッション開始10分経過時点で2分17秒871をマークした大和颯（BREASTO B-TRIBE RACING）がリーダーボードのトップに立つ。その時点で2分17秒946と2番手タイムをマークした木内尚汰（Team Plusone）は直後に転倒。

　残り１分。２分17秒台をマークしているのは大和と木内の二人だけ。

　尾野が最終アタック。２分16秒633と、ダントツのタイムをマーク。これで尾野がタイトル獲得に向けてポールポジション獲得となった。

ポールポジション
尾野弘樹（P.MU 7C GALESPEED）
「予選序盤からライバルたちのマークが多く、タイムアタックのタイミングが難しい予選でした。昨日の練習走行までで2分17秒前半が出ていたし、去年のポールポジションタイムが2分16秒台なので、最低でも2分16秒台を出したいと思って臨みました。ラストアタックのタイミングもライバルからマークされていましたが、時間もなかったので気にせずにプッシュしました。それでも2分16秒台を出せたので、予想どおりの結果になったかなと思っています。決勝はドライなら集団になるかなと思いますが、天気がどうなりますかね。勝ってチャンピオンを決められるように頑張ります」