全日本RR第7戦岡山【ST600予選】51ガレージ西村硝が全日本初ポールポジション
2023/09/23
全日本ロードレース選手権第7戦岡山のST600クラス予選は西村硝(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)が制した。
このクラスの予選は午後1時50分から40分間のタイムアタック。昼に向けて広がる方向にあった雲は、ST600クラス予選スタートに合わせたかのように薄くなっていた。
1分35秒797と真っ先に1分35秒台のタイムをマークしたのは鈴木光来(MOTO BUM HONDA)。鈴木はさらに1分35秒310と自己タイムを更新。芳賀涼大(WORK NAVI Nitro Racing)が1分35秒332、西村硝(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)が1分35秒511と追う。
セッション開始10分でコースレコードを更新したのは西村。1分34秒836と、ついに1分34秒台に突入。しかし次の瞬間には前戦の勝者、長尾健吾(TBB TEAMKENKEN YTch)が1分34秒824で逆転。
タイヤ使用制限を考慮すると、これ以上タイムを更新するライダーは現われないと思われた。しかしセッション中盤に西村が1分34秒810と長尾のベストタイムを0.014秒上回って首位に返り咲く。
そして40分のセッションが終了。西村が全日本初ポールポジションを獲得。長尾は2番手グリッド。阿部恵斗(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)が3番手に入り、51ガレージがフロントロウ2席を獲得した。
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