全日本RR第6戦オートポリス【ST600決勝】長尾健吾が見事ポールtoフィニッシュ
2023/09/03
「作戦がうまくいってよかった」と長尾
優勝
長尾 健吾(TBB TEAMKENKEN YTch)
「昨日ポールを取ったときの手ごたえに対して、レースにはそこまでの自信はありませんでした。朝のウオームアップ走行も11番手でしたが、監督の弟と話していたら『リズムよく走れてるし、けっこういいよ』と言われて、これは自分からレースを作っていくしかないと思っていました。集団でごちゃごちゃする前に、隊列を縦長にしようという作戦で、それがうまくいってよかったです。スタートしてからずっと一人で走っていたので、途中で集中が切れるかなとハラハラしていましたが、今日は天気がよくて気持ちよかったので集中して走りきることができました」
2位
阿部 恵斗(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)
「いつものようにスタートを失敗して、追い上げるレースになりました。序盤の1、2周目くらいで長尾選手が逃げてしまったので早く追いつかないとと思ったのですが、勝負所を探していたら、気づいたときにははるか遠くに離れてしまいました。これはきついなと思ったのですが、頭によぎったのはシリーズランキングで、ここでしっかりポイントを取ろうと耐えるレースになりました。いつもの自分らしくはなかったけど、最後に笑顔で終われるようにと思えば、今日はこの結果でよかったのかなと思います」
3位
西村 硝(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)
「スタートは反応よくうまく出ることができました。長尾選手のペースがすごく速く、フリー走行や予選の感じだとペースはキープできるかなと思っていたのですが、今日は路面温度が上がって思ったフィーリングを得ることができませんでした。何とか集団にとどまり、後半にチャンスあればと思っていましたが、長尾選手のペースは落ちることなく、反対に鈴木選手のペースが落ちたときに阿部選手とも離れてしまいました。後半は何とか表彰台を取ろうと組み立てて、井手選手にプレッシャーをかけることができたのか最終まで抑えることができました。今回は事前テストからうまくいかなかったのですが、最終的に表彰台を獲得できてよかったです」
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