全日本RR第1戦もてぎ【ST600予選】芳賀涼大がキャリア初ポールポジション
2023/04/01
全日本ロードレース選手権ST600クラス予選は芳賀涼大(WORK NAVI Nitro Racing)がポールポジションを獲得した。
昨年のチャンピオン、荒川晃大はST1000クラスにスイッチ。ゼッケン1番不在のシーズン。木曜日、金曜日と二日間の練習走行日が設けられたが、二日間共に10台から12台がトップから1秒以内と、今季も混戦になることを予感させていた。
土曜日の予選は30分間のタイムアタック。3周目に芳賀が1分52秒362とコースレコードを更新してリーダーボードのトップに浮上。そのまま全日本初ポールポジションを獲得した。2番手は阿部恵斗(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)で1分52秒714。3番手が1分52秒745の羽田太河(TN45withMotoUPRacing)。以下、⾧尾健吾(TBB TEAMKENKEN YTch)、井手翔太(AKENO SPEED)、小山知良(JAPAN POST HondaDream TP)、伊達悠太(AKENO SPEED)、伊藤元治(MOTO BUM HONDA)、鈴木光来(MOTO BUM HONDA)までの10台が1秒以内にひしめいた。
芳賀涼大(WORK NAVI Nitro Racing)
「最高です。その一言につきます。場所取りがうまくいきました。走っているときは1分52秒3が出ているという感じがしなかったので、モニターを見て『ウォ!!!』となりました。その瞬間はすごくうれしかったです。ずっと1分53秒4とかしか出ていなかったので、1秒の短縮です。監督(父親で元MotoGP、SBKライダー芳賀紀行)から始めて褒められたかも。ポールポジションはうれしいけれど、うかれずに集中して優勝をねらって頑張ります」
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