MotoEの2023年シリーズ発表会が開催
2023/03/18
FIM ENEL MotoE世界選手権の2023年シリーズ開催発表会が、イタリアのバレルンガサーキットで3月17日に行なわれた。
今シーズンより世界選手権となり、マシンがドゥカティ製の電動バイク、『V21L』となるMotoEクラス。シリーズスポンサーのエネル、ドゥカティ、ドルナスポーツの首脳陣が出席して発表会は行なわれ、V21Lの開発ライダーを務めるアレックス・デ・アンジェリスも出席し、デモ走行を行なった。
「バイクのオフィシャルサプライヤーとして、『MotoE世界選手権』に参加するという決定は、ドゥカティの戦略の礎石です。実際、ドゥカティの二酸化炭素排出量を削減し、長期的な持続可能性の目標を達成するには、電化と内燃エンジン用のカーボンニュートラル燃料の導入が必要になります」とドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカリ氏。
「ドルナスポーツとモータースポーツの目的は、あらゆる種類の新しいテクノロジーに参加することで、モビリティにとって、電気が重要になり始めたとき、我々はそれも重要だと考えました。過去100年間のあらゆる種類の改善は、競争によってもたらされました。つまり、二輪、四輪、全てです。まずは競争から入り、そこで改善していきます」とドルナスポーツCEOのカルメロ・エスペレータ氏。
先日、ヘレスで行なわれた今シーズン最初のテストでは、オールタイムレコードを更新するタイムが記録された。日本人ライダーとしては大久保光が参戦。2023年シーズンは全8戦16レースの予定で開催され、開幕戦はフランスGPとなる。
こんな記事も読まれています