アプリリア・レーシングが2023年体制を発表
2023/03/10
MotoGPクラスに参戦するアプリリアのファクトリーチーム、アプリリア・レーシングが、3月10日にポルトガルのポルティマオサーキットで、2023年シーズンのチーム体制を発表した。
2022年はアレイシ・エスパルガロがアプリリアの初優勝を達成し、ランキング4位を獲得。今シーズンはMotoGPクラス復帰後初めてコンセッション(優遇措置)の対象外となるが、2023年も引き続き活躍が期待されているアプリリアファクトリー。7年目となるエスパルガロと、2021年シーズン途中から加入したマーベリック・ビニャーレスのライダー体制に変更なく、熟成進化した2023年型マシンのRS-GPで戦う。
「企業にとって結果がいかに重要であるかを知っているから、これほど長くアプリリアに所属することで、プレッシャーがかかっている。同時に成熟していること、一緒に仕事をしてくれる人々をよく知っているという事実は、安らぎを与えてくれる。2023年は多くの未知数と共に始まる。土曜日にスプリントレースが開催される新しい週末のフォーマットは、ライダーに多くの準備が要求されるが、現段階で、この変更が実際にどのように影響をもたらすのか正確に評価できない。最善を尽くして準備に取り組んできた。今年も楽しめる自信がある」とエスパルガロ。
「昨年はアプリリアとチームについて多くのことを学び、自分自身についても学んだ。新しいシーズンでは、この学習期間で学んだことを全て実戦で試すことができるだろう。乗ってすぐに新しいバイクが気に入った。スロットルの素早いマネジメントなど、僕のライディングスタイルの基本である部分が改善されている。それに、週末の新しいフォーマットが気に入っている。ファンにとってもチームにとっても興味深いものになるだろう。スプリントレースは、日曜日のレースに備える機会となる。シーズンスタートが待ち切れない。休暇はリフレッシュとなったけど、今は早くコースに戻りたい」とビニャーレス。
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