全日本RR第8戦鈴鹿【ST600予選】ポイントリーダー荒川晃大がPP獲得
2022/11/05
「明日のフリー走行でセッティングを固めたい」と荒川
全日本最終戦鈴鹿MFJ-GPのST600クラス予選で、荒川晃大(MOTOBUM HONDA)がポールポジションを獲得した。
ST600は荒川が97ポイント、小山知良(JAPAN POST HondaDream TP)が81ポイントで、タイトル争いは二人に絞られている状況。また、開幕戦の羽田太河を皮切りに、小山、荒川、阿部恵斗(Team 51 GARAGE YAMAHA)、長尾健吾(TBB TEAMKENKEN YTch L8)と、すべての大会で優勝者が違う激戦となっている。
予選は30分間で行なわれるが、使えるタイヤは1セット。序盤のタイムアタックが重要となる。ランキングリーダーの荒川は2周目に2分10秒776をたたき出し、自身が持つコースレコードを更新。最後までこれを破る者はおらず、ポールポジションを獲得した。
2周目に2分11秒253、3周目に11秒204をマークした小山が2番グリッドを獲得。3番手は2分11秒226で長尾がフロントロウに並ぶ。4番手は、ルーキーの國井勇輝(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)となり、9番手までが2分11秒台をマークした。
●荒川晃大(MOTOBUM HONDA)
「フリープラクティスをとおして自信がなく、タイムも出せていませんでした。その中できっちりポールポジションが取れたので、ひとまずほっとしました。決勝に向けて、まずは一発タイムは出せたので、明日朝のフリー走行で周回を重ねて、タイムを出せるようにしたいです」
「レコードタイムは意識していませんでしたが、現状を考えると、いいタイムを出せたと思います。まだマシンのベースはしっかり決まっていません。決勝は表彰台も危うい感じなので、明日のフリー走行でマシンのセッティングを固めたいです」
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