全日本RR第8戦鈴鹿【J-GP3予選】木内尚汰が今季4度目のPP獲得
2022/11/05
「自分でも2分16秒台は想定していませんでした」と木内
全日本最終戦鈴鹿MFJ-GPのJ-GP3予選は木内尚汰(Team Plusone)がポールポジションを獲得した。
ランキングリーダー尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が115ポイント。18点差で逆転チャンピオンをねらうのは上原大輝(Team Plusone)。二人のタイトル争いの決戦の場となった最終戦は、特別走行が木曜日から始まった。初日からタイトル争いの二人にランキング3番手につけている木内を加えた三人が競り合う。
晴天に恵まれた土曜日の予選は30分間のタイムアタック形式。セッション開始10分程度で上原が真っ先に2分17秒497と2分17秒台に突入。尾野は連続アタックで2分17秒596とタイムを詰めて上原を追いかける。
セッション中盤で転倒車の影響で赤旗中断。この間にセッティングを変更した木内がセッション再開直後に2分17秒518をたたき出して2番手浮上。さらに翌周には2分16秒592と一気にトップ浮上。そのまま今季4度目のポールポジションを獲得した。2分16秒台が記録されたのは2013年以来のことだった。
●木内尚汰(Team Plusone)
「すごくうれしいです。予想を上回ったタイムで驚きました。ポールポジションは金曜日から自信がありましたが、しっかりここに来られてうれしいです。今までは予選がよくて決勝で下がっていくレースが多かったので、最終戦はその辺を改善したいです。チャンピオン争いからは外れてしまったので、勝つしかないです。逃げ切るのは難しいけれど、しっかり組み立てて最初にゴールラインを切られたらいいな」
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