FIM エネル MotoEワールドカップ第6戦サンマリノ・リビエラ・リミニは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで決勝レース2を行ない、マッテオ・フェラーリが優勝した。

　レース2は気温27度、路面温度43度のドライコンディションの下、8周で争われた。

　2番グリッドからスタートしたマッティア・カサデイがトップに立ち、ドミニク・エガターとトップ争いを展開。エリック・グラナドが3番手に続く。

　5周目にエガターがトップに立つが、6周目にカサデイがトップを奪い返す。トップ争いの二人が競り合ったことで、終盤には後続が接近。最終ラップにはカサデイ、エガターの順で入るが、1コーナーから2コーナーの切り返しでエガターが挙動を乱し、この間にグラナドとフェラーリが先行する。カサデイはトップを守っていたが、バックストレートエンド先の13コーナーでフェラーリがカサデイのインをついてトップに浮上。カサデイも最終コーナーでインに入ったものの、前に出ることはできず、フェラーリが優勝で今シーズンを締めくくった。

　2位にカサデイ、3位にグラナドが続き、エガターは4位入賞。5位にジョルディ・トーレス、6位にニッコロ・カネパが続き、大久保 光は9位に入賞。大久保はランキング6位でシーズンを終えた。

　2019年にスタートしたMotoEワールドカップだが、エネルジカ製の電動バイクによるワンメイクレースは今シーズンが最後となる。来年からはドゥカティが新たに開発した電動バイクでのワンメイクレースとなる。

MotoE第6戦サンマリノ・リビエラ・リミニ MotoEクラス決勝レース2結果
1 マッテオ・フェラーリ
2 マッティア・カサデイ
3 エリック・グラナド
4 ドミニク・エガター
5 ジョルディ・トーレス
6 ニッコロ・カネパ
7 ミゲール・ポンス
8 アレイシ・エスクリチ
9 大久保 光
10 ケビン・ザンノーニ
11 ケビン・マンフレディ
12 チャビ・カルデルス
13 マルク・アルコバ
14 エクトル・ガルソ
15 ハビエル・フォーレス
16 ブラッドリー・スミス
17 アレッシオ・フィネッロ
R マリア・エレーラ