MotoGP第14戦サンマリノ・リビエラ・リミニGP Moto2決勝
2022/09/05
MotoGP第14戦サンマリノ・リビエラ・リミニGP、Moto2クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温28度、路面温度39度のドライコンディションの下、25周で争われた。
3番グリッドからスタートしたアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)が1周目にトップに立ち、レースをリード。アルベルト・アレナス(カレックス)、ポールスタートのセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)の順で続き、8番グリッドからスタートした小椋 藍(カレックス)は1周目を5番手で終える。
ロペスは1周目に2番手以下にコンマ5秒ほどのリードを取り、3周目までその差をキープするが、アレナスがその差を縮め、5周目にはロペス、アレナス、ビエッティ、カネト、小椋、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)の4人がトップ集団を形成する。
8周目あたりからロペスが2番手以下との差を広げ始める。9周目の4コーナーでは4番手を走っていたビエッティが転倒し、トップ争いから脱落。10周目には小椋がトップ集団から遅れ始め、ロペスが単独トップ、2番手をアレナスとカネトが争う。
ロペスは13周目には2番手以下とのリードを1秒以上に広げると、周回ごとにその差を開いて行き、そのままトップを独走、グランプリ初優勝を達成した。この勝利はマシンコンストラクターのボスコスクロにとっても、2018年カタルニアGPのファビオ・クアルタラロ以来の勝利(当時のマシン名はスピードアップ)となった。
アレナスとカネトの2番手争いは、14周目にアレナスを交わしたカネトがそのままポジションをキープし、2位に入賞。
アレナスは終盤には後方から迫って来たフェルナンデスにつかまり、接戦のポジション争いを展開。何度か順位を入れ替えながら、23周目に前に出たフェルナンデスが3位に入賞した。
アレナスは4位でゴール。小椋が5位に入賞した。小椋はレース中盤にトップ集団から遅れると、11周目にフェルナンデスに先行され、5番手で周回を重ねた。
6位にペドロ・アコスタ(カレックス)、7位にトニー・アルボリーノ(カレックス)、8位にソムキャット・チャントラ(カレックス)、9位にジョー・ロバーツ(カレックス)、10位にジェレミー・アルコバ(カレックス)が入賞した。
羽田 太河(カレックス)は17位でゴール。転倒者も多く、出走31台中14台がリタイアとなるサバイバルレースとなった。この結果、チャンピオンシップ争いではフェルナンデスがランキングトップに再浮上。小椋は4ポイント差のランキング2位となった。
MotoGP第第14戦サンマリノ・リビエラ・リミニGP Moto2クラス決勝結果
1 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
2 アロン・カネト(カレックス)
3 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
4 アルベルト・アレナス(カレックス)
5 小椋 藍(カレックス)
6 ペドロ・アコスタ(カレックス)
7 トニー・アルボリーノ(カレックス)
8 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
9 ジョー・ロバーツ(カレックス)
10 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
11 マーセル・シュロッター(カレックス)
12 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
13 バリー・バルトゥス(カレックス)
14 キャメロン・ボビエ(カレックス)
15 アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
16 マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
17 羽田 太河(カレックス)
R ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
R セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
R マッティア・パッシーニ(カレックス)
R ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
R シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
R ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
R フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
R ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
R セナ・アギウス(カレックス)
R ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
R フィリップ・サラッチ(カレックス)
R ジェイク・ディクソン(カレックス)
R マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
R ケミン・クボ(カレックス)
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