MotoGP第12戦イギリスGP Moto2決勝
2022/08/08
MotoGP第12戦イギリスGP、Moto2クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで決勝レースを行ない、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温23度、路面温度46度のドライコンディションの下、18周で争われた。
ジョー・ロバーツ(カレックス)がスタートでトップに立ち、フェルナンデス、小椋 藍(カレックス)が続くが、バックストレートエンドの7コーナーで小椋がトップに浮上。アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)が2番手に続く。
1周目のコントロールラインをトップで通過したのは小椋だったが、ロペスが1コーナーでトップに浮上。小椋、ロバーツ、フェルナンデスのオーダーとなる。
4周目にフェルナンデスを交わしたアロン・カネト(カレックス)が3番手に浮上。カネトは6周目には小椋も交わして2番手に浮上。トップのロペスは、ややリードを広げ、中盤の10周目には2番手以下に約1秒のリードを取る。2番手争いはカネト、小椋、フェルナンデスが接戦を展開。
小椋は11周目にカネトを交わして2番手争いから抜け出し、ロペスを追おうとするが、13周目の13コーナー進入でマシンが振られ、再び2番手争いは接戦に。12周目にはフェルナンデスが小椋を交わして2番手に浮上。小椋は後方から迫って来たディクソンと3番手を争う。14周目にディクソンが小椋を交わして3番手に浮上。15周目にはカネトが小椋を交わし4番手に浮上する。
2番手に上がったフェルナンデスは、周回ごとにトップを行くロペスとの差を縮め、14周目には真後ろに迫る。終盤接戦となったトップ争いは、最終ラップにロペスがトップで入るが、残り3コーナーとなった16コーナーでフェルナンデスがロペスのインをついてトップに浮上。そのままトップでチェッカーを受け、フェルナンデスが3連勝となる今シーズン通算4勝目を記録。ランキングトップに浮上した。
2位にロペスが入賞し、Moto2クラス初表彰台を獲得。ホームレースのディクソンが3位表彰台を獲得した。
小椋は最終ラップにカネトを交わして4位に入賞。僅差の5位にカネトが続き、ロングラップペナルティを科されたセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)は12番手まで後退しながら最終的に6位に入賞した。7位にロバーツ、8位にホルヘ・ナバーロ(カレックス)、9位にフィリップ・サラッチ(カレックス)、10位にボ・ベンスナイダー(カレックス)が入賞した。
チャンピオンシップ争いでは優勝したフェルナンデスがランキングトップに浮上、小椋が13ポイント差のランキング2位に上がり、開幕戦からランキングトップをキープしていたビエッティは、トップから15ポイント差のランキング3位に後退した。
MotoGP第12戦イギリスGP Moto2クラス決勝結果
1 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
2 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
3 ジェイク・ディクソン(カレックス)
4 小椋 藍(カレックス)
5 アロン・カネト(カレックス)
6 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
7 ジョー・ロバーツ(カレックス)
8 ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
9 フィリップ・サラッチ(カレックス)
10 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
11 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
12 トニー・アルボリーノ(カレックス)
13 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
14 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
15 フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
16 バリー・バルトゥス(カレックス)
17 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
18 アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
19 ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
20 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
21 ロリー・スキナー(カレックス)
22 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
23 ケミン・クボ(カレックス)
24 ピオトル・ビエシエキルスキ(カレックス)
R マーセル・シュロッター(カレックス)
R アルベルト・アレナス(カレックス)
R マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
R キャメロン・ボビエ(カレックス)
R ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
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