全日本RR第4戦SUGO【ST600レース1】小山知良が鬼門とするSUGOで優勝
2022/06/04
優勝
小山 知良(JAPAN POST HondaDream TP)
「荒川選手が速くて、自分はバックストレッチでギア抜けして前と離れていました。これは厳しいなと思ったけれど、一定の距離だったから、これを保って折り返しの残り10周から勝負だなと考えていました。それと(羽田)太河ならやってくれると思っていて、そのとおりに荒川選手とやりあってくれたから追いつくことができました。前に出た方が走りやすそうだったし、10%勾配の登りが勝負どころでした。後半に合わせたセッティング、体重も絞ってきました。SUGOは鬼門。ここで優勝できたことはものすごくうれしいです。明日はほかの選手もアジャストしてくるから簡単ではないだろうけど、しっかりと準備したいです」
2位
羽田 太河(TN45withMotoUPRacing)
「SUGOはほとんど初めてで、事前テストのときから調子もよくなかったから不安がありました。ただ、今日の予選でいい感触が得られ、決勝は荒川選手が速いのは分かっていたので早めに抜きたかったけれど、抜くことができませんでした。タイヤ温存とも言っていられなかったから全力で、二人の勝負かと思ったら小山選手がやってきました。抜いても抜き返されてきついレースでした。対策を考えて、明日は今日とは違うレースがしたいです」
3位
荒川 晃大(MOTO BUM HONDA)
「タイムは自分に少しアドバンテージがありましたが、レースになると小山選手や羽田選手が来るなとは思っていました。想定はしていたけれど、案の定やられたな…という感じです。もう少し後半にプッシュしたかったけどできませんでした。昨日も雨でセットアップが進められず、ペースを上げられなかったのが敗因です。明日も頑張ります」
こんな記事も読まれています