MotoGP第7戦フランスGP Moto2決勝
2022/05/16
MotoGP第7戦フランスGP、Moto2クラスは、フランスのル・マン(ブガッティサーキット)で決勝レースを行ない、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温27度、路面温度32度のドライコンディションの下、25周で争われた。
ポールポジションからスタートしたペドロ・アコスタ(カレックス)が好スタートでレースをリード。チームメイトのフェルナンデスが2番手に続き、序盤から3番手以下に差をつけて、レースをリードしていく。
アコスタは10周目までトップをキープしていたが、フェルナンデスとの差を広げにかかった11周目の6コーナーで転倒を喫してリタイアとなった。
これでフェルナンデスがトップとなり、この時点で2番手以下に約6秒のリードを取っていたフェルナンデスは、そのままトップの座をキープし、今シーズン初優勝を達成した。
アコスタが脱落した後、それまで3番手争いだったアロン・カネト(カレックス)、ソムキャット・チャントラ(カレックス)、キャメロン・ボビエ(カレックス)のバトルが2番手争いとなり、終盤まで接戦を展開。チャントラが15周目の8コーナーで2番手に浮上したが、19周目の8コーナーでラインを外し、その間にカネトとボビエが先行。最後はカネトがこの争いをわずかに抜け出し、2位でゴール。ボビエとチャントラは終盤に入っても接戦を繰り広げ、24周目の13コーナーでチャントラが前に出ると、3位に入賞し、今シーズン3回目となる表彰台を獲得した。
ボビエは僅差の4位でゴール。Moto2クラスベストリザルトを更新した。5位に小椋 藍(カレックス)が入賞。6位にマーセル・シュロッター(カレックス)、7位にジョー・ロバーツ(カレックス)が続き、ポイントリーダーのセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)は中盤すぎまではポイント圏外を走行していたが、上位の脱落もあり、ポジションを挽回し、8位でゴールし、ランキングトップをキープした。9位にホルヘ・ナバーロ(カレックス)、10位にステファノ・マンジ(カレックス)が入賞。
MotoGP第7戦フランスGP Moto2クラス決勝結果
1 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
2 アロン・カネト(カレックス)
3 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
4 キャメロン・ボビエ(カレックス)
5 小椋 藍(カレックス)
6 マーセル・シュロッター(カレックス)
7 ジョー・ロバーツ(カレックス)
8 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
9 ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
10 ステファノ・マンジ(カレックス)
11 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
12 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
13 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
14 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
15 フィリップ・サラッチ(カレックス)
16 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
17 ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
18 アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
19 アルベルト・アレナス(カレックス)
20 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
21 ジェイク・ディクソン(カレックス)
R バリー・バルトゥス(カレックス)
R マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
R ペドロ・アコスタ(カレックス)
R ガブリエル・ロドリゴ(カレックス)
R アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
R フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
R トニー・アルボリーノ(カレックス)
R ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
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