MotoGP第5戦ポルトガルGP Moto3決勝
2022/04/25
MotoGP第5戦ポルトガルGP、Moto3クラスは、ポルトガルのポルティマオサーキット(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルべ)で決勝レースを行ない、セルジオ・ガルシア(ガスガス)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温18度、路面温度28度のドライコンディションの下、21周で争われた。
ポールポジションからデニス・オンジュ(KTM)がレースをリード。ガルシアは2番手で続く。スタート直後はこの2台が先行し、2周目のストレートエンドでガルシアがトップに浮上。これにイサン・グエバラ(ガスガス)が加わりトップ争いを展開。
4周目には佐々木 歩夢(ハスクバーナ)が3番手に上がり、ガルシアが後続を引き離し始め、5周目には2番手以下に約1秒のリードを取る。2番手争いはグエバラ、佐々木、オンジュ、ジャウメ・マシア(KTM)の4人の争いとなる。
6周目あたりからトップを行くガルシアと2番手争いの差が縮まり、中盤の9周目には2番手争いの4人がガルシアに追いつき、トップ争いは5人のバトルとなる。順位を入れ替えながら周回を重ねたトップ争いは、終盤に入っても5人の接戦が続く。
佐々木は残り2周でプッシュし、トップ争いをリードするが、最終ラップに入るストレートで、スリップから抜け出したガルシアとマシアにパスされ、そのままガルシアがトップでゴールし、今シーズン2勝目を記録。2位にマシアが続き、3位に佐々木が入賞し、今シーズン2回目となる表彰台を獲得した。
4位にオンジュが入賞。5位にグエバラが続き、6番手争いを制してカルロス・タタイ(CFMOTO)が入賞。僅差の7位にアンドレア・ミーニョ(ホンダ)が続いた。
最終ラップまで6人によるライダーの争いとなった8番手争いをデニス・フォッジア(ホンダ)が制して8位に入賞。9位にジョエル・ケルソ(KTM)10位にディエゴ・モレイラ(KTM)、11位にリカルド・ロッシ(ホンダ)、12位に鈴木 竜生(ホンダ)の順で続いた。
鳥羽 海渡(KTM)は17位、山中 琉聖(KTM)は21位、古里 太陽(ホンダ)は25位でチェッカーを受けた。
MotoGP第5戦ポルトガルGP Moto3クラス決勝結果
1 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
2 ジャウメ・マシア(KTM)
3 佐々木 歩夢(ハスクバーナ)
4 デニス・オンジュ(KTM)
5 イサン・グエバラ(ガスガス)
6 カルロス・タタイ(CFMOTO)
7 アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
8 デニス・フォッジア(ホンダ)
9 ジョエル・ケルソ(KTM)
10 ディエゴ・モレイラ(KTM)
11 リカルド・ロッシ(ホンダ)
12 鈴木 竜生(ホンダ)
13 スコット・オグデン(ホンダ)
14 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
15 ステファノ・ネパ(KTM)
16 マリオ・アジ(ホンダ)
17 鳥羽 海渡(KTM)
18 マッテオ・ベルテッレ(KTM)
19 エリア・バルトリーニ(KTM)
20 チャビエル・アルティガス(CFMOTO)
21 山中 琉聖(KTM)
22 ダビド・サルバドーリ(ハスクバーナ)
23 ジェラール・リウ(KTM)
24 シャリフディン・アズマン(ホンダ)
25 古里 太陽(ホンダ)
26 ジョシュア・ワットリー(ホンダ)
27 ダビド・アロンソ(ガスガス)
28 アナ・カラスコ(KTM)
R ダニエル・オルガド(KTM)
R イバン・オルトラ(KTM)
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