EWC(世界耐久選手権)第1戦ル・マン24時間
2022/04/19
EWC(世界耐久選手権)第1戦ル・マン24時間はフランスのル・マン(ブガッティサーキット)で決勝レースを行ない、ヨシムラ SERT モチュール/スズキGSX-R1000が優勝した。
予選でポールポジションを獲得したのはヤマルーブ YART - ヤマハオフィシャルチームEWC/ヤマハYZF-R1だったが、決勝グリッド上でトラブルが発生し、最後尾まで後退。予選2番手のヨシムラ SERT モチュールがホールショットを決めて、1時間目をトップで通過するが、2時間経過時点でF.C.C. TSR ホンダ・フランス/ホンダCBR1000RR-Rがトップに浮上する。
序盤から転倒車が出たことからセーフティカーが何度か入り、F.C.C. TSR ホンダ・フランス、ヨシムラ SERT モチュール、スタートの出遅れから挽回したヤマルーブ YART - ヤマハオフィシャルチームEWCがトップ争いの接戦を繰り広げる。
F.C.C. TSR ホンダ・フランスは8時間経過時点までトップをキープしたが、その後、トラブルとアクシデントにより一時は5番手まで後退。レース中盤以降はヨシムラ SERT モチュールがヤマルーブ YART - ヤマハオフィシャルチームEWCに1周のリードを取ったまま、周回を重ねて行く。F.C.C. TSR ホンダ・フランスも10時間経過時点で3番手までポジションを挽回するが、トップとの差は5周あった。
ヨシムラ SERT モチュールとヤマルーブ YART - ヤマハオフィシャルチームEWCによる接戦は終盤まで続き、最後はヤマルーブ YART - ヤマハオフィシャルチームEWCが同一周回まで戻したが、最終的に24時間を戦って840周を回り、1分45秒582差でヨシムラ SERT モチュールが優勝。EWC連覇に向けて好スタートを切った。
ヤマルーブ YART - ヤマハオフィシャルチームEWCがが2位、F.C.C. TSR ホンダ・フランスはトップから14周差の3位でゴールした。
こんな記事も読まれています