MotoGP第2戦インドネシアGP Moto3決勝
2022/03/20
MotoGP第2戦インドネシアGP、Moto3クラスは、インドネシアのロンボク島にあるプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで決勝レースを行ない、デニス・フォッジア(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温31度、路面温度50度のドライコンディションの下、23周で争われた。
フォッジアは序盤の接戦のトップ争いから5周目に抜け出すと、2番手以下との差を広げ、10周目には約4秒のリードを築き独走。終盤には約5秒のリードを取って、そのまま今シーズン初優勝を飾った。
2番手争いは終盤まで10人前後のライダーが接戦を繰り広げ、残り2周でわずかに抜け出したイサン・グエバラ(ガスガス)が2位でゴール。
最終ラップまで接戦の争いとなった3番手争いの中で、最終ラップの10コーナーで佐々木 歩夢(ハスクバーナ)がアンドレア・ミーニョ(ホンダ)に接触して両者転倒。ポールポジションからスタートしながら、決勝中のトラックリミットオーバーでロングランペナルティを課せられ、一度は14番手まで後退したカルロス・タタイ(CFMOTO)が、追い上げて3位に入賞。
僅差の4位にセルジオ・ガルシア(ガスガス)、5位にデニス・オンジュ(KTM)が入賞した。
6位にチャビエル・アルティガス(CFMOTO)、7位にジャウメ・マシア(KTM)、8位にエリア・バルトリーニ(KTM)、9位にダニエル・オルガド(KTM)の順で続き、20番グリッドから追い上げた鈴木 竜生(ホンダ)が10位に入賞。11位に山中 琉聖(KTM)が続き、最後尾グリッドから追い上げた鳥羽 海渡(KTM)は12位に入賞した。フロントロウスタートのマリオ・アジ(ホンダ)は14位に入賞し、グランプリ初ポイントを獲得した。
なお、レース後、FIM MotoGPスチュワードは、最終ラップにミーニョに接触した佐々木に対して、次戦アルゼンチンGPの決勝でロングラップペナルティを課すことを発表した。
MotoGP第2戦インドネシアGP Moto3クラス決勝結果
1 デニス・フォッジア(ホンダ)
2 イサン・グエバラ(ガスガス)
3 カルロス・タタイ(CFMOTO)
4 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
5 デニス・オンジュ(KTM)
6 チャビエル・アルティガス(CFMOTO)
7 ジャウメ・マシア(KTM)
8 エリア・バルトリーニ(KTM)
9 ダニエル・オルガド(KTM)
10 鈴木 竜生(ホンダ)
11 山中 琉聖(KTM)
12 鳥羽 海渡(KTM)
13 スコット・オグデン(ホンダ)
14 マリオ・アジ(ホンダ)
15 マッテオ・ベルテッレ(KTM)
16 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
17 リカルド・ロッシ(ホンダ)
18 ジョエル・ケルソ(KTM)
19 アナ・カラスコ(KTM)
20 ジョシュア・ワットリー(ホンダ)
21 ジェラール・リウ(KTM)
R 佐々木 歩夢(ハスクバーナ)
R アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
R ステファノ・ネパ(KTM)
R アルベルト・スーラ(ホンダ)
R アドリアン・フェルナンデス(KTM)
R ディエゴ・モレイラ(KTM)
R イバン・オルトラ(KTM)
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