SBKのチームHRCが2022年チーム体制を発表
2022/02/15
SBK(スーパーバイク世界選手権)に参戦するチームHRCが2022年シーズンのチーム体制発表を行なった。
2022年はイケル・レクオナ、チャビ・ビエルへとライダーラインナップを一新。マシンのCBR1000RR-Rファイヤーブレードは、前後サスペンションがショーワ製、ブレーキがニッシン製となっている。また、マシンには今年で30周年を迎えるファイヤーブレードシリーズの記念ステッカー、新しいマークとなったHRCロゴが貼られ、ファクトリーとして復帰3年目となる今シーズン、勝利をめざす。
チームマネージャーは元SBKライダーのレオン・キャミアが昨年から継続。ライダーのレクオナはMotoGPクラスから、ビエルヘはMoto2クラスからの転向で、プロダクションバイクベースのレース、ピレリタイヤ、決勝3レース制など、世界GPとは異なるレースへの挑戦となる。
「ホンダのファクトリーチームからSBKに参戦できることになってとてもハッピー。ホンダでSBKに参戦する交渉を始めたとき、これはボクの最初の選択肢となった。ファクトリーチームであるだけでなく、ホンダだから。ホンダは二輪の世界で最高のファクトリーの一つだと思う。すでにテストを始めているが、タイヤ、サスペンション、フレームなど、これまでとはフィーリングが異なる。ボクは学ぶ必要があり、もっと距離を走ることが必要だが、今のところとても満足している。週末に3レースあることはフィジカル的には大変だが、ボクはライダーであり、限界までプッシュするのが好きだから、それはいいこと。ときどき転倒してしまうが、3レースあるのでいい結果を出すチャンスが増えたと思っているよ」とレクオナ。
「ホンダのSBKファクトリーチームに加わることは素晴らしいチャンスだと思ったし、そのチャンスをつかむことができた。学ばなければならないことはたくさんあるが、開幕までにテストがあるので、バイクに適応するのには役立つだろう。SBKの経験を持つチームメイトであれば、マシンやタイヤについていろいろ話すことができるが、二人ともSBKは初めてなのは難しい。しかし、チームマネージャーのレオンは、SBKも走っていたライダーなので、多くのことを助言してくれる。チームと共に仕事をしていきたい」とビエルヘ。
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