MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP Moto3決勝
2021/10/25
MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP、Moto3クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、デニス・フォッジア(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温18度、路面温度16度のドライコンディションの下、23周で争われた。ポールスタートのニッコロ・アントネッリ(KTM)のリードでレースは始まり、10人ほどのライダーがトップ集団を形成する。
14番グリッドからスタートしたフォッジアは、序盤はトップ集団の後方につけていたが、9周目あたりでトップ集団に追いつくと、14周目にはトップに浮上。その後、トップ争いはフォッジア、ジャウメ・マシア(KTM)、ダリン・ビンダー(ホンダ)、イサン・グエバラ(ガスガス)のバトルとなる。
この中からグエバラが3番手走行中の18周目の8コーナーで転倒。再スタートしたものの、後退してしまう。終盤に入ると、ビンダーが遅れ始め、フォッジアとマシアが一騎打ちのトップ争いを展開。フォッジアは最終ラップに決勝中の自己ベストタイムを記録してマシアを振り切り、今シーズン5勝目、4戦連続で表彰台を獲得した。
0秒292差の2位にマシアが入賞し、今シーズン3回目の表彰台を獲得。トップ争いからは遅れたものの、セカンドグループの接戦を制し、最終ラップに3番手に浮上したペドロ・アコスタ(KTM)が3位表彰台を獲得した。
チャンピオンシップ争いではアコスタがランキングトップをキープしているが、ランキング2位のフォッジアとのポイント差は21ポイントに縮まった。
ビンダーは残り2周まで3番手につけていたが、最終ラップにアコスタに交わされて4位に入賞。序盤からトップ集団につけていたステファノ・ネパ(KTM)が5位に入賞。アントネッリは6位となった。
7位にロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)、8位に佐々木 歩夢(KTM)。佐々木は序盤からトップ集団で周回を重ね、終盤はセカンドグループの接戦の中で戦い、8位に入賞。9位にチャビエル・アルティガス(ホンダ)、10位にフィリップ・サラッチ(KTM)が入賞した。
山中 琉聖(KTM)は11位に入賞。鳥羽 海渡(KTM)は17位でチェッカーを受け、國井 勇輝(ホンダ)は21周目の8コーナーで転倒を喫しリタイア。鈴木 竜生(ホンダ)は11周目の15コーナーで転倒を喫しリタイアに終わった。
MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP Moto3クラス決勝結果
1 デニス・フォッジア(ホンダ)
2 ジャウメ・マシア(KTM)
3 ペドロ・アコスタ(KTM)
4 ダリン・ビンダー(ホンダ)
5 ステファノ・ネパ(KTM)
6 ニッコロ・アントネッリ(KTM)
7 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
8 佐々木 歩夢(KTM)
9 チャビエル・アルティガス(ホンダ)
10 フィリップ・サラッチ(KTM)
11 山中 琉聖(KTM)
12 イサン・グエバラ(ガスガス)
13 アドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)
14 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
15 アンディ・イズデイハール(ホンダ)
16 アルベルト・スーラ(ホンダ)
17 鳥羽 海渡(KTM)
18 マクシミリアン・コフラー(KTM)
19 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
20 ダニエル・オルガド(KTM)
21 マリオ・アジ(ホンダ)
22 ダビド・アロンソ(ガスガス)
R 國井 勇輝(ホンダ)
R アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
R カルロス・タタイ(KTM)
R 鈴木 竜生(ホンダ)
R ジョン・マクフィー(ホンダ)
R リカルド・ロッシ(KTM)
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