MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP、Moto3クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで2日目の予選を行ない、ニッコロ・アントネッリ（KTM）が1分48秒563でポールポジションを獲得した。

　Moto3クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはチャビエル・アルティガス（ホンダ）。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でアントネッリがトップタイムを記録、Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温16度、路面温度16度のウエットコンディションで争われた。

　Q1で路面状況を把握していたアントネッリはセッション序盤からリーダーボードのトップをキープ。周回ごとにファステストラップを更新し、残り3分を切ったところで1分48秒563を記録し、今シーズン初、2019年の日本GP以来となるグランプリ通算9回目のポールポジションを獲得した。

　2番手に1分49秒174でフィリップ・サラッチ（KTM）が続き、Q1で2番手タイムを記録してQ2に進んだリカルド・ロッシ（KTM）が1分49秒280で3番手と今シーズン3回目のフロントロウを獲得。

　4番手に1分49秒495でイサン・グエバラ（ガスガス）、5番手に1分49秒582でポイントリーダーのペドロ・アコスタ（KTM）、6番手に1分49秒633でジャウメ・マシア（KTM）とKTMのマシンを駆るライダーたちが上位を占めた。

　7番手に1分49秒677でアルベルト・スーラ（ホンダ）、8番手に1分49秒697でステファノ・ネパ（KTM）、9番手に1分50秒211でアルティガスの順で続き、佐々木 歩夢（KTM）はフリー走行総合5番手でQ2に進み、Q2では1分50秒352を記録して10番手を獲得。國井 勇輝（ホンダ）はフリー走行総合2番手でQ2に進み、Q2では1分50秒746を記録して13番手。

　山中 琉聖（KTM）はフリー走行総合17番手でQ1に進み、Q1ではセッション6番手、Q1で記録した1分50秒590で予選総合20番手。鈴木 竜生（ホンダ）はフリー走行総合23番手でQ1に進み、Q1で転倒を喫し、はセッション10番手、Q1で記録した1分51秒280で24番手、鳥羽 海渡（KTM）はフリー走行総合21番手でQ1に進み、Q1ではセッション13番手、Q1で記録した1分52秒230で27番手となった。

MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP Moto3クラス2日目予選総合結果
1 ニッコロ・アントネッリ（KTM） 1分48秒563 （Q2）
2 フィリップ・サラッチ（KTM） 1分49秒174 （Q2）
3 リカルド・ロッシ（KTM） 1分49秒280 （Q2）
4 イサン・グエバラ（ガスガス） 1分49秒495 （Q2）
5 ペドロ・アコスタ（KTM） 1分49秒582 （Q2）
6 ジャウメ・マシア（KTM） 1分49秒633 （Q2）
7 アルベルト・スーラ（ホンダ） 1分49秒677 （Q2）
8 ステファノ・ネパ（KTM） 1分49秒697 （Q2）
9 チャビエル・アルティガス（ホンダ） 1分50秒211 （Q2）
10 佐々木 歩夢（KTM） 1分50秒352 （Q2）
11 アドリアン・フェルナンデス（ハスクバーナ） 1分50秒609 （Q2）
12 ジョン・マクフィー（ホンダ） 1分50秒695 （Q2）
13 國井 勇輝（ホンダ） 1分50秒746 （Q2）
14 デニス・フォッジア（ホンダ） 1分50秒988 （Q2）
15 アンディ・イズデイハール（ホンダ） 1分51秒004 （Q2）
16 ダリン・ビンダー（ホンダ） 1分51秒025 （Q2）
17 ロレンソォ・フロン（ホンダ） 1分51秒349 （Q2）
18 ダニエル・オルガド（KTM） 1分51秒726 （Q2）
19 ロマーノ・フェナティ（ハスクバーナ） 1分50秒522 （Q1）
20 山中 琉聖（KTM） 1分50秒590 （Q1）
21 カルロス・タタイ（KTM） 1分50秒662 （Q1）
22 アンドレア・ミーニョ（ホンダ） 1分50秒819 （Q1）
23 マリオ・アジ（ホンダ） 1分51秒163 （Q1）
24 鈴木 竜生（ホンダ） 1分51秒280 （Q1）
25 ダビド・アロンソ（ガスガス） 1分52秒013 （Q1）
26 ジェレミー・アルコバ（ホンダ） 1分52秒084 （Q1）
27 鳥羽 海渡（KTM） 1分52秒230 （Q1）
28 マクシミリアン・コフラー（KTM） 1分53秒602 （Q1）