全日本RR第7戦オートポリス【ST1000決勝】岡本裕生がドッグファイトを制す、チャンピオンは渡辺一馬
2021/09/19
左から、2位の作本、優勝した岡本、3位の南本
全日本ロードレース第7戦オートポリスのST1000クラスは岡本裕生(bLUcRUニトロレーシング51 YAMAHA)が優勝した。
雲は多いながらも絶好のレース日よりとなった決勝日。スタート直後に荒瀬貴(team IZUMI)がストレートで転倒して一瞬、サーキットが緊張に包まれたが、ライダーは無事にコース外に待避。すぐにマシンもコース上から排除され、レースは無事に続行。
オープニングラップを制したのは岡本。渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)、作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)と続く。
2周目に作本が2番手浮上。3番手に後退した渡辺の背後にはスポット参戦の岩戸亮介(Vamos Racing KAWASAKI#64 ARRC)、南本宗一郎(AKENOSPEED・YAMAHA)が迫る。
逃げにかかる岡本を作本が追いかける。渡辺は岩戸、南本に3位争いを挑まれる。
5周目に南本が岩戸を捕らえて4番手浮上。渡辺との差を詰める。岩戸はこの争いから徐々に遅れ、星野知也(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)と5位争いを開始する。
6周目。作本が岡本を捕らえてトップ浮上。岡本もだまって後ろにつくことなく、7周目に作本を差して首位奪還。トップ争い、表彰台争い、5位争い共に激しい一騎打ちに。
最終ラップの最終コーナーまで順位を入れ替える激しいトップ争いは岡本に、表彰台争いは南本に軍配。渡辺は4位でタイトルを獲得。レース終盤は石塚健(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)、長谷川聖(Team KAGAYAMA powerdby YOSHIMURA)が加わり4台になった5位争いは星野が制した。
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