全日本RR第7戦オートポリス【ST600決勝】小山知良が独走優勝、埜口遥希がタイトル獲得
2021/09/19
「オートポリスを4連覇できてうれしい」と小山
優勝
小山知良(日本郵便 HondaDream TP)
「オートポリスは3連覇しています。2019年には5秒以上離したいと目標を立てて4.9秒差で優勝。去年は接戦。今年は5秒以上の差を目標にして、毎周が予選アタックの気持ちでした。ウイークとおしてコンディションが安定しなくて苦しかったのですが、それはみんな同じ。だったら僕の経験が活きるかなと思いました。長尾選手のタイヤが苦しそうだったから前に出てスパートをかけました。4連覇できてうれしいです。気持ちよく勝って終われたことで、来季につなげられます」
2位
阿部恵斗(Webike チームノリックヤマハ)
「小山選手も言っていたとおり、みんなタイヤが厳しかったと思います。ウイーク中に完全なドライコンディションがなかったので、不安がありました。最終戦で勝てなかったのはすごく悔しいです。埜口選手と一騎打ちになったときは、自分の強いところが分析できていたので、作戦がうまくいった結果です。レース序盤からトップ3にいれば勝てたかもしれませんが、そこが自分の弱いところです。来季は克服したいです」
3位
埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO.)
「去年、今年とやってきたことをぶつけたかったのですが、苦しくなって先頭を逃がしてしまいました。悔しいです。けど、チャンピオンを取ることを目標にしていたので、それが確実にできたのでうれしいです。ここまで自分にかかわってくれたすべての皆さんに感謝します。去年はあまり成績を残せなかったのに、名門チームであるハルク・プロに残れたこと、今季のレース参戦にサポートしてくれた人に感謝しています」
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