SBK(スーパーバイク世界選手権)第5戦オランダ 3日目
2021/07/26
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は気温23度、路面温度34度のドライコンディションの下、18周で争われた。
1周目にトップに立ったのはフィリップ・エッテル(カワサキ)。ドミニク・エガター(ヤマハ)が2番手、スティーブン・オデンダール(ヤマハ)が3番手に続き、4番手以下を引き離して3人がトップ争いを展開する。
エッテルは4周目までレースをリードしたが、5周目にエガターがトップに浮上。その後も3人によるトップ争いが続いたが、9周目の5コーナーでオデンダールが転倒し、トップ争いから脱落。12周をすぎたあたりからエッテルも遅れ始め、単独トップに立ったエガターはその後、独走。ポールtoウインで優勝を飾り、チームのホームレースを完全制覇した。
エッテルが2位でゴール。オデンダールの脱落で5人のライダーによる3番手争いを残り2周で抜け出したランディ・クルメナヒャー(ヤマハ)が3位に入賞。
チェッカーまで接戦となった4番手争いをルカ・バーナルディ(ヤマハ)が制したが、最終ラップのトラックリミットオーバーにより1ポジション降格となり、4位にジュール・クルゼール(ヤマハ)が入賞。バーナルディが5位、6位にマヌエル・ゴンザレス(ヤマハ)、7位にジャン・オンジュ(カワサキ)の順で僅差でチェッカーを受けた。
8位にニキ・トゥーリ(MVアグスタ)、9位にマルク・アルコバ(ヤマハ)、10位にベルティ・タカラ(ヤマハ)が入賞。川﨑 祥吾(カワサキ)は初日の転倒により、レース1に続いてレース2も欠場した。
SSP300(スーパースポーツ300世界選手権)のレース2は気温23度、路面温度33度のドライコンディションの下、14周で争われた。
レース2はスタートからゴールまで2秒以内に17人のライダーがひしめく接戦が展開。トム・ブース-アモス(カワサキ)が優勝した。ブース-アモスはスーパーポールの際のスロー走行により、9グリッド降格のペナルティを受け、14番グリッドからスタートしたが、序盤からトップ集団に加わり、最終ラップにトップに浮上、今シーズン2勝目を記録した。
2位でジェフリー・ブイス(カワサキ)、3位でアドリアン・ウエルタス(カワサキ)がチェッカーを受けたが、ブイスとウエルタスは最終ラップのトラックリミットオーバーのペナルティを取られ、それぞれ2ポジションダウンとなり、4位でチェッカーを受けたユゴ・デ・キャンセリス(カワサキ)が2位、5位でチェッカーを受けたサミュエル・ディ・ソラ(カワサキ)が3位に入賞した。
ブイスは4位、ウエルタスは5位入賞となり、岡谷 雄太(カワサキ)は序盤から終盤までトップ集団の中で戦い、トップから0.557秒差の6位に入賞した。
SBK第5戦オランダ SSP決勝レース2 リザルト
1 ドミニク・エガター(ヤマハ)
2 フィリップ・エッテル(カワサキ)
3 ランディ・クルメナヒャー(ヤマハ)
4 ジュール・クルゼール(ヤマハ)
5 ルカ・バーナルディ(ヤマハ)
6 マヌエル・ゴンザレス(ヤマハ)
7 ジャン・オンジュ(カワサキ)
8 ニキ・トゥーリ(MVアグスタ)
9 マルク・アルコバ(ヤマハ)
10 ベルティ・タカラ(ヤマハ)
SBK第5戦オランダ SSP300決勝レース2 リザルト
1 トム・ブース-アモス(カワサキ)
2 ユゴ・デ・キャンセリス(カワサキ)
3 サミュエル・ディ・ソラ(カワサキ)
4 ジェフリー・ブイス(カワサキ)
5 アドリアン・ウエルタス(カワサキ)
6 岡谷 雄太(カワサキ)
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