MotoGP第9戦オランダGP Moto3決勝
2021/06/28
MotoGP第9戦オランダGP、Moto3クラスは、オランダのアッセン(サーキット ファン・ドレンテ)で決勝レースを行ない、デニス・フォッジア(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温23度、路面温度31度のドライコンディションの下、22周で争われた。
フォッジアは序盤からトップ争いをリード。セルジオ・ガルシア(ガスガス)、ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)とトップ争いを展開。接戦を制して今シーズン2勝目を記録した。
0.078秒差の2位にガルシアが入賞。フェナティはFP1での危険走行によりダブルロングランペナルティを課せられたが、3周目と5周目に2回のペナルティを消化後もトップ集団に止まり、中盤には2番手に浮上、最後までフォッジア、ガルシアとトップを争い、3位でチェッカーを受けた。
4位にペドロ・アコスタ(KTM)が入賞。FP3で転倒した際に背中を強打したアコスタは病院でチェックを受けるため、Q2の出走をキャンセル。18番グリッドからのスタートとなったが、中盤前にはトップ集団に加わり、最後はトップ争いから遅れたものの、4位でチェッカーを受けた。
5位に鈴木 竜生(ホンダ)が入賞。鈴木は新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が検出されたことからウォームアップ走行を欠場したが、再検査で陰性反応が確認され決勝に出走。終始トップ集団の中で周回を重ねたが、終盤にトップ争いから遅れたものの、トップから1.445秒差の5位チェッカーを受けた。
6位にジョン・マクフィー(ホンダ)が入賞。ダリン・ビンダー(ホンダ)は最終ラップのシケイン進入で4位に浮上しそのままチェッカーを受けたが、最終ラップのトラックリミットオーバーのペナルティにより3ポジション降格の7位となった。
8位にガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)、9位にチャビエル・アルティガス(ホンダ)が入賞。ポールポジションからスタートしたジェレミー・アルコバ(ホンダ)は序盤はトップ集団の前方でポジション争いを展開したが後退し、10位でゴールした。
鳥羽 海渡(KTM)は序盤はトップ集団で周回を重ねたが、中盤の10周目の5コーナー立ち上がりで、後方で転倒したアンドレア・ミーニョ(ホンダ)に接触され、その後、ポジションを落とし、13位入賞となった。
山中 琉聖(KTM)は前戦ドイツGP決勝中のペナルティでロングラップペナルティを課せられ、17位でゴール。國井 勇輝(ホンダ)はQ1セッション中、ピットアウト直後の1、2コーナーでスロー走行により他車の走行を妨害したことに対するペナルティとして、ライドスルーペナルティを受け23位でチェッカー。松山 拓磨(ホンダ)もQ1セッション中のスロー走行に対するライドスルーペナルティと、FP2でのスロー走行に対するロングランペナルティを受け、25位で完走となった。
MotoGP第9戦オランダGP Moto3クラス決勝結果
1 デニス・フォッジア(ホンダ)
2 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
3 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
4 ペドロ・アコスタ(KTM)
5 鈴木 竜生(ホンダ)
6 ジョン・マクフィー(ホンダ)
7 ダリン・ビンダー(ホンダ)
8 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
9 チャビエル・アルティガス(ホンダ)
10 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
11 ステファノ・ネパ(KTM)
12 イサン・グエバラ(ガスガス)
13 鳥羽 海渡(KTM)
14 ニッコロ・アントネッリ(KTM)
15 デニス・オンジュ(KTM)
16 エリア・バルトリーニ(KTM)
17 山中 琉聖(KTM)
18 リカルド・ロッシ(KTM)
19 アルベルト・スーラ(KTM)
20 ジャウメ・マシア(KTM)
21 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
22 ジョエル・ケルソ(KTM)
23 國井 勇輝(ホンダ)
24 アンディ・イズデイハール(ホンダ)
25 松山 拓磨(ホンダ)
R アドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)
R アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
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